「宇宙旅行の光と影」トークショーに登壇
著
本業とは一切関係のないイベントですが、2月20日に予定されているオンライントークイベント、「宇宙旅行の光と影」にパネラーとして参加します(「影」担当として)。
職業的宇宙飛行士の最終選抜まで残った!!みたいな格好いい存在でもなく、ただひたすら宇宙から地球を眺めてみたいだけなのに叶わず、富豪たち(誰)の宇宙旅行に関するニュースを何ともいえない気持ちで追いかけ続けている一人として精一杯、呪詛を吐こうと思います(待て)。以下、イベント概要です:
2021年12月、元ZOZOの前澤友作氏らによる国際宇宙ステーションへの宇宙旅行(オービタル宇宙旅行)が話題になりました。一方で、ヴァージン・ギャラクティックなどのサブオービタル宇宙旅行も募集がスタートしてから十数年が経ち、ついに宇宙に飛び立つ人が出てきています。本トークイベント「宇宙旅行の光と影」では、宇宙旅行を予約し、宇宙への出発を待つ人、途中で断念せざるをえなかった人などに、裏側も含めて語っていただきます。
NPO法人有人ロケット研究会(MRP)に入会されていない方でも参加いただけますので、よろしければ是非。個人的には、過去に書いてきたことを多少なぞる感じになるかもですけど、以下のような昔話をほじくり返すかもしれません:
- 宇宙に行けることになりました(2005-04-01)
- 東京新聞に記事が掲載されて2chにスレが立った件について(2005-06-18)
- たまには、宇宙旅行の話(2006-09-13)
- 宇宙弾道飛行について再考(2008-01-12)
- 宇宙旅行特別セミナー(2008-09-11)
- Space Adventures社のSuborbital Spaceflightをキャンセル(2008-10-13)
- 宇宙旅行と私(2010-10-01)
今となっては、勤務先の社内ですら、私がかつて弾道飛行を予約していた事実をご存知の方は少ないでしょうね。書籍『宇宙の歩き方』で取り上げていただくのに、宇宙ライターの林さんに取材していただいたのが懐かしいです。当時はまだ会社が新井薬師にあって(現在は西新宿)、そこにわざわざお越しいただいたのでした。