@kazuhito
Kazuhito Kidachi's Personal Web Site Since 2000

覚え書き

Diigo Bookmarks 04/22/2018

ドイツ電撃戦に学ぶ OODAループ「超」入門

金曜の夜にビアパブイシイできりぃさんと飲んだ時に話題にしたOODAループについて、そういえば覚え書きしてなかったなぁと思ったのが、『ドイツ電撃戦に学ぶ OODAループ「超」入門』。OODAについて知りたくてAmazonで入門書を探した際に、一番目的に合致してそうだったのと、値段が手頃なので買った本です。後半のドイツ電撃戦に関する詳述は、自分には必要ない知識だったのでほぼ斜め読みしましたが、ビジネスにどこまで適用可能かはさておき、前半部分は勉強になりました。

OODA(考案者であるジョン・ボイド氏がそう読んだからという理由で「ウーダ」と読むらしい)ループとは、Observe、Orient、Decide、Actの反復のこと。著者は「人間は周囲を観察して、行動をとるまでにどういった段取りを踏んでいるのか」を図式化しただけとしています。しただけなんですけど、そこからボイド氏は「より高速な行動原理」と「敵を圧倒する速度での行動」を導き出したそう。

ただ単にOODAループを回すのでなしに、高速に回すことで戦いにおいて優位になれる、というのが肝。高速に回すというのは正直、難しく感じるところではあるのですが、確かに戦争ではいかに素早く判断し行動に移すかが生死を分けることにもなるのでしょう。で、その高速化で重要になってくるポイントが、Orient=方向性の決定を前倒しで実行しておくことなんですね。どのような事象が観察されたらどう行動すべきか、あらかじめ決めておけば脊髄反射できる、と。

興味深かったのが基本共通概念だけの共有という手法。軍隊なり組織を統率するにあたり基本部分はマニュアル化、最終的な「方向性の決定」は各自に任せると、集団でバラバラにOODAループを回しても混乱が生じにくいというもので、これはまさに現場への権限移譲のスタイルのお話。ちなみにドイツ軍の伝統は現場指揮官への大幅な権限移譲らしい。そして共有する基本部分が明確であればあるほどブレ無く全体を統括できる、というのは体験と照らしても納得感がありました。

Diigo Bookmarks 04/21/2018

IA Summit 2018 Redux in Tokyo

IA Summit 2018 Redux in Tokyo、最後の対談の様子

怒涛の一週間が終わり(心情的には全然終わってない程度にタスク山積みなんですが)、ようやくという感じで16日の覚え書き。定時ダッシュして、IA Summit 2018 Redux in Tokyoに行ってきました。会場は恵比寿のシャレオツスポットamu。今年のIA Summitには日本から4社9名が参加したそうだけど、来年からはIA Conferenceに名前が変わるらしい。なんだかんだで行けずじまいだったけど、来年あたり参加してみようかしら。

興味深かった話の一つが、Neolithic Information Seeking(新石器時代の情報探索)。現在の検索は人間本来の行動原理に沿った設計ができていない、という主張だったのですが、ScanningではなくBrowsingのためのデザインとなっているとの現状認識には賛同できるものの、じゃあWeb全体を一体どうやってスキャンするのだろう?って辺りの代案の無さにモヤモヤ感。と同時に、既に人類はWebのBrowsingに慣れすぎて・最適化されてしまっている可能性はなかろうか、とも思いました。

興味深かった二つ目の話は、デザイン組織の最適化についての報告。キーワードとして「解像度」という言葉が盛んに使われてたのですけど、解像度を変えることで異なる課題が見えてくる......つまり解像度ごとに異なる課題が存在し、解像度に応じたツールが必要って文脈はとてもよく分かるお話でした。抽象化と具体化、部分最適と全体最適みたいな話にも通じるかもですが、自分としてはやはり常に物事を連続体とかグラデーションとして捉えその「あいだ」に最適解を見出したい感じ(謎

最後の対談の中で長谷川さんが「KPTという言葉を使っているのは日本人くらい」とか言っていて気になったのですけど、Keep/Problem/Tryの組み合わせってどこから生まれてきたんでしょうか。ともあれ海外では通じないというのは初耳でした(Start/Stop/Continueしか通じない?)。

過去の覚え書きについては月別アーカイブからご覧ください。

現在地:ホーム > 覚え書き
Google カスタム検索を利用しています