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覚え書き、それはいわゆる日記的なもの。カテゴリ別・月別アーカイブもあります。

Raindrop.io Bookmarks 2026-01-12

  • The US State Department's Font Flip-Flop - Law Office of Lainey Feingold

    "This is a guest article is about a decision to change the font for official documents in the US State Department. In 2023 the agency began using the font called Calibri. That font is easier to read, especially for people with some kinds of disabilities. The trump administration called Calibri "another wasteful DEIA program." DEIA stands for diversity, equity, inclusion, and accessibility. It went back to a font that is harder to read."

  • Penpot Is Experimenting With MCP Servers For AI-Powered Design Workflows -- Smashing Magazine

    "Penpot is experimenting with MCP (Model Context Protocol) servers, which could lead to designers and developers being able to perform tasks in Penpot using AI that's able to understand and interact with Penpot design files. Daniel Schwarz explains how Penpot MCP servers work, what they could mean for creating and managing designs in Penpot, and what you can do to help shape their development."

  • Future CSS: :drag (and Maybe ::dragged-image?) | CSS-Tricks

    "Earlier this year, it was proposed to add a new pseudo-class, :drag, that would enable developers to apply styles when an element is being actively dragged by the user. Currently, CSS lacks a mechanism to detect drag interactions, making it difficult to manage UI behaviors that depend on this action without relying on JavaScript."

  • Owners, not renters: Mozilla's open source AI strategy

    "Make open AI easier than closed. Mozilla.ai is building any-suite, a modular framework that integrates the scattered components of the open AI stack -- model routing, evaluation, guardrails, memory, orchestration -- into something coherent that developers can actually adopt without becoming infrastructure specialists."

  • CSS Grid Lanes | Can I use... Support tables for HTML5, CSS3, etc

    "CSS Grid Lanes extends CSS Grid to create layouts with columns or rows (not both), allowing mixed aspect ratio content to pack neatly (also known as "masonry" or "waterfall" layout)."

  • Brief Note on Application Keyboard Shortcuts -- Adrian Roselli

    "this post is to tell you not to stress about what keys a screen reader uses. This is because screen readers have pass-through commands, which tell the screen reader to ignore the next key or combo and pass it through to the application (whether an installed application or the web browser running your application)."

嘆く白内障患者たち

人生が変わる白内障手術 第3版』と同時期に読んだのが、『嘆く白内障患者たち』。題名だけからすると、ちょっと恐いというかネガティブな印象を受けますが、内容は決してそんなことはなく、同じ眼科医自ら執筆したものであっても個人的には本書のほうに好印象を抱きました。

というのも、さまざまにある選択肢に対し、極めてフラットな目線で紹介しているように受け取れたからです。特定のレンズなり術式を殊更に推奨するでもなく、ゆえに宣伝ぽさやポジショントークぽさが無くて、何事にも長所・短所があるという中立的なスタンスを感じました。

白内障手術や眼内レンズの選び方にはこうしなければいけないというガイドラインや技術的な基準がある訳ではなく、医師個人の考え方や技量の差が出やすいのが白内障の治療なのです。

この前提を共有くださった点が、まず重要かなと。書籍であれWebであれ、上記の前提を踏まえて接しなければ、簡単に特定の医師の考え方を盲信してしまいかねない。眼科に限らず、セカンドオピニオンは重要でしょうけど。

ここ数年の間に、単焦点眼内レンズに分類されるものの多焦点に近い機能を持つ眼内レンズがいくつか登場しています。公的保険が適用されるので、患者にとっては費用面でも魅力的といえます。

本書では「高機能単焦点眼内レンズ」と呼んでいましたが、まったく初耳でした......なんとなく単焦点か多焦点かの二者択一っていうイメージを強く持っていましたから。まぁどのレンズを選ぼうと向き不向きはありますし、入れてみないことには見え方なんざ分からないので以下略。

「白内障手術は一生に一度(しか受けられない)」という言葉が一人歩きし、白内障術後の不具合に対する対応=リカバリー手術の必要性があまり認識されていないのが実情ではないかと感じています。

いや実際そうだろうと思います。私がレンズ交換の手術をした患者のなかには2回入れ換えをした人やいちばん多い人で3回入れ換えをした人もいますともあって、びっくりしました。もちろん、リカバリー手術はしないに越したことありませんけど、それが可能である事実を知っておいて損はないなと。

白内障の手術について眼科医が書いた本は世の中にたくさんありますが、その多くは白内障手術のよい面にスポットを当てたものではないでしょうか。

はい、そういう印象です。だからこそ本書のようなタイトルの本にも存在意義があるでしょうし、気をつけて情報収集しないとなぁって思いました。

Raindrop.io Bookmarks 2026-01-11

人生が変わる白内障手術 第3版

今年〜遅くとも来年には両目の白内障を手術しようと、情報収集し始めていますが、その取っ掛かりとして読んだのが『人生が変わる白内障手術 第3版』。タイトルに惹かれたのと、たまたま広告が目についたのがきっけかで買ったものの結論、not for meな本でした。

確かに、白内障のメカニズムは丁寧に解説されていますし、大変わかりやすかったのですけど、似たような主張なり情報が繰り返され、全体的に冗長な印象を受けたというのが第一の理由。

第二に、多焦点眼内レンズとフェムトセカンドレーザー白内障手術、この2つの持ち上げ方が強烈すぎました。いずれも保険適用外であることに触れながら、金額感にまったく言及がなかったのは、不誠実と映りました。

また1箇所、「この本の読者たち」というくだりがあって......そこは「この本の読者の皆様」なんじゃないの?と。単純な誤記にしても看過しにくく、なんとも不躾な印象を受けたのでした。そして

大事なことは、白内障手術は基本的に後戻りができないことなのです。

とありましたが、同時期に読んだ別の本では、眼内レンズの交換事例について掘り下げられており、あたかも二度と交換できないかの印象、ともすれば脅されているかのように感じられたのは、いかがなものかと。上記のくだりより前に

白内障手術ほど世間で誤解をされている治療はないと言ってもいいくらい、たくさんのまぎらわしい情報や噂であふれています。

とお書きになっていますが、どうも矛盾して感じられたのですよね。多焦点眼内レンズとフェムトセカンドレーザー白内障手術を勧めたいあまりに、本書自体が読者に誤解を招いてはいないか? 不安に思いました。とはいえ

佐伯先生は、手術中の選択において迷いが生じたときには「患者さんが自分の親だったらどのようにするか考えなさい」ともおっしゃっていました。私は尊敬する佐伯先生の教えをいつも守って手術を行ってきました。

という著者の心がけは、なるほど素晴らしいと思います。著者は、両親の白内障を自ら執刀した経験の持ち主であり、その点は信用・信頼できるなと。

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