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#Vivaldiを使うワケ に取り上げていただきました

大変ありがたいことに、「#Vivaldiを使うワケ」の第10回として、私を取り上げていただきました(アクセシビリティを追い求める木達一仁さんが #Vivaldiを使うワケ)。きっかけをくださったVivaldi広報ご担当の壽さん、そして記事を書いてくださった柳谷さんに、厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。内容的には概ね

で過去に書いてきたことではあるのですが、改めてWebブラウザはコンテンツのカスタマイズしやすさ、パーソナライズのしやすさにもっと注力してほしいし、そこにこそ今後の進化の余地、あえて大袈裟に言えばイノベーションの余地が残されているのでは? という主張を記事化していただきました。以下、補足させていただくと

ウェブに限らず、デジタルの利点はカスタマイズしやすいことです。しかし、ブラウザは相変わらず、そこに関してユーザーに機能を解放していないように見えます

Stylusのような機能拡張/アドオンをインストールし、ユーザースタイルシートを書くことができるなら、現状においてもWebコンテンツの表示をかなりカスタマイズできます。しかし、いずれも一般ユーザーにはおそらくハードルが高く、そこのところをWebブラウザにはGUIで支援してほしいし、なんならユーザーの趣味嗜好を学習のうえハナから好みの表示を実現できるモードが備わったらいいなぁなんて妄想もしています。

ユーザースタイルシートを書くためには、CSSに対する知識や理解が大前提になるので、とてもハードルが高くなります。そもそも、その機能を開放していないブラウザもあります。

ユーザースタイルシートを適用する方法としては上述のStylusが割とメジャーではないかと私は勝手に思い込んでいるのですけど、どうなんでしょうね。その点、機能拡張/アドオンを頼らずともユーザースタイルシートを読み込ませることのできるSafariって地味にすごいなと思っていますが(ユーザースタイルシートの復権参照)......しかしデスクトップはまだしも、モバイル環境だと厳しい状況と認識しています。

具体的に気に入っているUIを伺ったところ、Vivaldiの右下にある表示倍率ゲージとのことでした。これがデフォルトで、ユーザーの見えるところに置いてあることで、文字を大きく表示したいときに、誰でもすぐに調整できます。

Vivaldiを除き、こうした文字を大きくするための手段をデフォルトで視覚的に目立つところに置いているWebブラウザは、私が知る限りiCabくらいのものです。もし「いやいやデフォルトで文字サイズ拡大ボタンを備えたブラウザは他にもあるよ」みたいな情報があれば、是非お知らせください。

これだけ、ブラウザに精通する木達さんのVivaldi活用には興味津々。基本的には標準機能を活用しているそうですが、拡張機能もいくつか入れているそうです。

私のVivaldiの使い方そのものは平凡というか、本当に面白みがなくて申し訳なかったです......それでも記事化していただけて感謝感激。記事で紹介したCreate LinkとMomentumを含め、今日現在入れている(有効にしている)機能拡張を、最後にまとめてご紹介しておきます:

[ 2023-03-20 追記 ] 気がついたら記事の英語版が公開されていたので、リンクしておきます(User story: Why accessibility-minded Kazuhito Kidachi chooses Vivaldi | Vivaldi Browser)。

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