宇宙倫理学教育プログラムの一般コースに落選
著
昨年はまだ大学院に在学中だったため、後ろ髪を引かれる思いで応募を見送った経緯のある、京都大学宇宙総合学研究ユニットの宇宙倫理学教育プログラム。今年度も受講生の募集が行われ、熟慮の末に一般コースに応募したのですけど、落選しました。
複数の教員により応募書類を丁寧に拝見し審議いたしましたが,どれも魅力あるものであり,選考は難航
とはメールに書かれていましたが、何の慰めにもなりません。指導する価値ある人物とは見做されなかった、少なくとも提出した応募書類でそれを表現できなかったということ。
宇宙開発は、もはやその倫理的側面を避けて広報するわけにはいかず、ゆえにその担当者は高い倫理観を持ちつつ組織と社会のあいだに倫理的整合性を高めるよう広報すべきではないか......そんな仮説、課題意識に対する答えを宇宙倫理学教育プログラムを通じて見つけたかったのですが、残念です。
応募に際しては、いろいろ逡巡もあったんですけどね......受講費用が無料とはいえ、毎週月曜に東京から京都まで往復しなければならず、それだけでざっくり100万円はかかります(1年で修了するとして)。当然、現在担当している業務への影響も不可避であって、上司に相談し承諾いただいたうえで応募していました。
まぁこの落選はつまりもっと別にやるべきこと、たとえば一向にやる気の出ない英語の勉強なんかをちゃんとやりなさいという天の思し召しなのでしょう。さもなくば2023年の九紫火星の運勢を見返すに、2022年までと同じような勢いで突っ走るなというメッセージ、ブレーキなのかなと。
ともあれ、取らぬ狸の皮算用で計画していたもろもろ(謎)を見直さないといけないね。