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50歳からのゼロ・リセット

先日読んだ『50歳からのむなしさの心理学』が、どちらかというと50代をネガティブに捉えている節があるならば、本書『50歳からのゼロ・リセット』は対極に位置するというか、能天気なまでに(失礼)前向きに50代を捉えている風の本。著者の本田直之氏、だいぶ昔にブレイク(死語)した印象があって、軽く検索したところ過去に『レバレッジ時間術』というのを読んでいたらしい。12年も前のことだけど。途中、ダーウィンの言葉を誤って引用しているのはさておき

新しいものを取り入れながら、そこに経験のスパイスを利かせる。50歳以降は、そんなスタイルを目指していきたいものです。

スパイスなんて単語、言うのも書くのも恐れ多い感じだけれど、賛同はできます。というか、歳食ってる以上は過去の経験と掛け算してそこから新たな何かを見出すより他に無くないですか。生きるというのはそういう一瞬一瞬を積み重ねることのような気がしますし。ただまぁ、それをもっとずっと意識的に実行せよということかな。

アウェーに出て、疑似サバイバル体験をすること。すると、変化に対応する力を鍛えることができます。

今月末から始まる専門職大学院、というか「社会人と学生の二足のわらじ」という環境は、自分にとっては完全にアウェーであり、疑似どころかマジもんのサバイバル体験になるはずで、まさにその変化に対応する力ってやつが鍛えられるかどうか、不安半分・期待半分といったところ。まぁやるしかない。

人生は壮大な実験です。何が功をそうするか誰にもわかりません。だから、小さな試行錯誤を続けることです。

あまり壮大って感じはしないけど(突然いつどこで強制終了させられるかわからないし)、実験と言われればそんな気がします。そう捉えることで多少、気が楽になるというか、実験だからこそ失敗をしてもそこに価値を見出せるというか。ただまぁ、挽回がつらいレベルの失敗は避けたいところだけど、それを過度に恐れても人生つまらなくなるんだよねぇ。

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