エベレスト街道トレッキング2023 10日目(ロブチェ〜ゴラクシェプ〜カラパタール登頂)
著
2023年11月17日から12月5日までの19日間、西遊旅行の主催するツアー「エベレスト大展望 カラパタール登頂とエベレストB.C.トレッキング」に参加した当時の覚え書き。
9日目(ディンボチェ〜ロブチェ)の続きです。10日目(11月26日)の写真は、エベレスト街道トレッキング2023 10日目 | Flickrにまとめました。ツアー中の別日の写真については、エベレスト街道トレッキングで撮り溜めた写真からご覧ください。
- 起きるとやはり、窓は凍りついていた。行動時間の長さを見越して、この日は5:30起床、6:00朝食、6:45荷物出し、7:00出発の予定。
- 天気は快晴。雲ひとつない青空に、一際映えるプモリを眺めながら歩く。プモリだけではなく、もう本当に周囲の景色には圧倒されっぱなし。
- ロブチェパスを超えて、いよいよクンブ氷河のモレーン横断へ。岩に覆われ灰色に見える部分もすべて、クンブ氷河なのだ......すごい、すごすぎる。その雄大さにまた圧倒される。
- やがて現れたゴラクシェプ。エベレスト街道の終着点であり、折り返し地点。どうも空気が薄いせいか、遠近感がおかしい。撮った写真を見ても、遠近感が狂う。
- ランチの後は、いよいよカラパタールへ向かう。残念ながら、参加者のうち1人は、歩き方について課題を指摘され、ロッジに残ることに。これもひとえに安全のため、致し方ない。
- 以前は池だったという平らなエリアを抜けて登りが始まる。とにかく空気が薄い、本当に意識しないとすぐ呼吸が浅くなるので、いよいよ意識して息を吐き出すようにしながら登る。
- 登った全員が無事に登頂した時点では、あいにく向かいのエベレストには雲がかかっていたけれど、下山し始めてからしばらくして雲が取れ、再びの写真タイム笑。
- とにかくカラパタールに登頂できて感無量、達成感で胸がいっぱい。天気も眺めも素晴らしいので、降りてしまうのが心の底から惜しい。
- ヒマラヤンロッジには15時頃に戻ってきた。夕食のシェルパシチューはニンニクが効いていて大変美味しかった、何杯でも飲みたかった。
- 翌日、エベレストB.C.まで足を伸ばすのは、夕食後のアンケートの結果、参加者のなかでは私ともう1人の計2名だけということに。他の方は、下山を開始する予定。
- うーん、エベレストB.C.ってそんなに魅力ないかしら。確かにシーズンオフでテントは無いとは聞かされていたけれど。ここまで足を運んだからには、自分は意地でも行く覚悟。
- 夜はめちゃくちゃ冷え込んだ。すでに夜中には平均して2〜3回、トイレで起きるような生活を送っていたけど(高山病を避けるべく水分を取らなければならない)、この日の晩は特に起きるのがつらかった記憶。
- 少しお腹が緩くなったような気がしたので(下痢はしていない)、夕食後に念のため日本から持参していた整腸剤を飲む。