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50歳の感慨

先日、誕生日を迎え、ついに50歳になってしまいました!!半世紀を生き抜いて、さぞ感慨深かろう......なんて予想してた時期もあったんですけど、いざ当日を迎えてみたら拍子抜けするくらい何も感じませんでした笑。10年前、40歳になったときには、今も愛用しているちょっといい腕時計(OCEANUS Manta OCW-S2400-1AJF)を自分へのご褒美? プレゼント? として買ったものですけど、その手のイベントも今回は無し。

50歳になったからどう、ということもないけれど、俗にミッドライフクライシス、ミドルエイジクライシスと呼ばれるような節は確かに自分にもあるなと。ふとした瞬間に、消えてなくなりたいなーと思ったりして。別に希死念慮があるとか、そういう話では全くないし、少なくとも息子を独り立ちさせつつ両親を見送るまではしっかり生き抜くつもりなので、心配はご無用なんですが。とにかく「そういう」お年頃、なんでしょうね。

ちなみに働き始めたのが1997年9月、つまり社会に出てから四半世紀が経ちました。人生のちょうど半分を勤め人としてやってきたことになり、不思議なキリの良さを覚えます。取締役を退任で書いたとおり、 今年度は業務量を(もちろん給与も)減らさせていただいてるんですが、すごくありがたいタイミングだったなぁって、心から思う次第です。おかげで今夏は、だいぶ登山を楽しめてますしね。

そうそう、歳をとって一つ気づいたのは、過去に対する「どうでもよさ」がどんどん加速していること。単に記憶力が弱くなって、先月とか先週どころか昨日のことすらよく覚えていない? 感じで生きてるからってわけでもないですけど、もう本当に心底、過ぎ去ったことはどうでもいい。近年、傾倒している田坂広志先生の教えに従い今を生きよ、今を生き切れと、自身を鼓舞するよう心がけているせいかな。

ともあれ、50歳にもなったらもっとちゃんと(謎)してると思ってたのになーっ。あーあ、全然ちゃんと(謎)してないじゃん。50歳を迎えた世の皆さんは、どうですか笑。同じようなことをこの先、60歳になっても、あるいは70歳になっても、思うのでしょうか。思うのでしょうね(予防線)。

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