黒部の谷の小さな山小屋

2023年6月10日 著

自分にしては珍しく？Amazonで予約していた書籍、『黒部の谷の小さな山小屋』が手元にようやく届きました。本書については先日、阿曽原温泉小屋の小家主・泉さんと富山で飲んだ際に伺って以来、楽しみにしていました。どんな本かは名古屋に行く予定です。 という記事で、泉さん自ら以下のように解説されています：

小学校三・四年生向けの写真集？的な・・・平仮名とフリガナ付きの文章で説明された40頁余りのA4版ですが、実は阿曽原小屋の1シーズンを題材に作られたものです。

たいへん美麗な写真集で、阿曽原温泉小屋と下ノ廊下の魅力がぎゅっと詰め込まれています。なかでも、表紙のすぐ裏にある高巻きの写真は大迫力で、我ながらこんな危なっかしいところを通ってたっけ？ってなりました。レンズの影響なんでしょうけど、実におそろしい構図です笑。Kindle版は出てないので、必然的に紙版を買ったのですが、それで大正解だったような。

写真集だけに文字数っていうか言葉は少ないものの、それがかえって良い味を出しているといいますか、いちいち沁みますね。泉さんはじめ、小屋の運営に携わられている皆さんに、改めて感謝の気持ちが湧きます。本当にありがとうございます。皆さんのお気持ちが、本書を通じ1人でも多くの方に届きますように......。