デスカフェ
著
少し前に、管轄範囲のとある部門の朝会で紹介されて知ったのが、デスカフェ。2021年度後期に取ったサイエンス・コミュニケーションの授業で、サイエンスカフェについて学んだし、実際にその手のイベントに先月参加もしていたので(宇宙科学技術社会論フォーラム&対論型サイエンスカフェ)、かなり興味を引かれました。そもそもデスカフェとは、については死を気軽に語り合える「デスカフェ」ってなに?参加してみた | 日刊SPA!がわかりやすい:
デスカフェとは、死をタブー視せずに受け入れ、気軽に語り合う場のこと。ヨーロッパ発祥で'11年から世界に広まり、70か国以上で開催され、日本でも関心が高まっている。
子供の頃から死に興味があり、それに関する本も少しばかり読んできたけれど、基本的には自分一人で考えたりするばかりで、他人と語り合うことはありませんでした。お金や宗教の話に似て、死について話すのってどこか禁忌っぽいイメージがあったから、かも知れません。絶対に誰もが避けて通ることのできないイベントにも関わらず。
現代では核家族化が進み、晩年期を一緒に過ごす機会がなくなって、ほとんどの方が病院や施設で亡くなります。その影響で身近な人が死にゆく姿を目の当たりにする機会が減り、死生観を養うことが難しくなりました。コロナ禍ではなおさらです。
上記もSPA!の記事からの引用ですが、僧侶の霍野廣由氏のお言葉。死は本来、もっとずっと身近なイベントのはずだけれど、それがどんどん日常から遠ざけられている印象があるのは、そういうことですね。氏がメンバーの一人として立ち上げているのが超宗派若手僧侶グループ・ワカゾーで、いずれ皆さん年老いて若造では無くなったらどうするんだろう? というのはさておき、ワカゾー流デスカフェ - 死についてカジュアルにしゃべるんデスのデザインはいかにも楽しそうで、死につきまとう一般的なイメージとは乖離していますね。
ググってみるとデスカフェポータル~デスカフェ情報満載~ - deathcafe ページ!なんてサイトもあり、オンラインで参加できるデスカフェもあるので、そのうち参加してみたいなと思っています。