Fw: Virgin Galactic's First Fully Crewed Spaceflight #Unity22
著
日曜深夜にリチャード・ブランソン氏を乗せて行われたVSS Unityの試験飛行、月曜朝は家を出るのが早いから中継で見るつもりはなかったのですが......やはり気になってしまって、全部ではないけどかなりの時間、YouTubeでライブを見てしまいました。無事に帰還できて良かったと思うし、本来であれば何年も前に始まっているはずだった宇宙「旅行」がいよいよ本格化すると思うと、感慨深い。
まぁ報道によれば到達高度は85キロ、FAIがそこから先が宇宙と定めるところの100キロには程遠い。いっぽうFAAやNASAは80キロと定義していて、その前提においては宇宙に達したと言える。この際「細けぇことはいいんだよ」って感じではあるけど、それより自分が改めて気になったのは宇宙からの眺望を楽しめる時間のなんと短いことよ......弾道飛行の宿命ですね。
もちろんその記憶は一生モノだし、人生観を大きく変える得難い経験となる可能性はあって、見方によっては一人当たり25万ドル(約2750万円)の費用は安いのかもしれないけど......自分には到底無理。それだけのお金が「今」目の前にあったら、地上で観光しておきたい場所や登りたい山に行きまくりつつ、(弾道飛行ではなく)軌道飛行の宇宙旅行が値下がりするのを待つ。というのが、かつて弾道飛行のチケットを手にし(2005年)、その後自ら手放した(2008年)立場の感想。