小惑星探査機『はやぶさ2』 -小惑星リュウグウからのサンプルリターン-
著
国立科学博物館で11日まで催されている企画展、「小惑星探査機『はやぶさ2』 -小惑星リュウグウからのサンプルリターン-」を見に行きました。焦らず翌週でも良かったのですが、会期が終わりに近づくと混雑するかもしれないと思って。自分の知らぬ間に、コロナ禍のせいで入館予約が必要になっていたのは、然もありなんと思いつつ、やっぱり面倒ですね。入館料は事前にアソビュー!で払っておいたので、いくらか入館はスムースでした。
基本的には宇宙から帰還した再突入カプセルが企画展最大の見どころで、他に展示物は多くなく、9時の開館ちょうどに入館して30分やそこらで見終えてしまいました。そういう意味では正直、物足りなさがあったけれど......しかし凄く有り難かった、かな。カプセルの実物を目の前にすると、それが6年の歳月をかけ往復52億キロも宇宙を旅してきた物体とは信じられなくて、でもやっぱり信じるしかなくて。はやぶさ2については息子と二人、打上げ見学を企んだものの肩透かしを喰らった思い出があるだけに、いろいろな(というか複雑な)想いが去来して......時間は短かったけれど、良い体験をさせていただきました。
国立科学博物館、いつ以来ぶりか思い出せないくらい滅多に足を運ばない場所であるからして、ついでに常設展示を見て回っても良かったけれど。ラムダロケットのランチャーを久々に間近に眺め&写真に収め、あとはミュージアムショップを軽く物色しただけで、次の目的地であるサウナセンターへ歩いて移動することに。そうそう、外に置いてあるでっかいシロナガスクジラの横に植えられた牡丹桜? は、ちょうど見頃でした。