穂高縦走断念&岳沢ピストン
著
8月8〜9日の覚え書き。過去2年、行けていなかった前穂〜奥穂〜北穂の縦走を実現すべく、岳沢小屋と北穂高小屋に宿泊を予約していたのですが......残念ながら天候的に難しいと判断、本日帰宅しました。今朝の重太郎新道は滝
なんて話もあったので、悔しいけれど登らなくて「自分には」正解だったと思いたい。とりあえず未使用だった寝袋の使用感はチェックできたし、前週の剱岳山行に続いて2週連続で山歩きができたので、良しとします。写真は穂高縦走断念&岳沢ピストン | Flickrにまとめました。
1日目(8月8日)
- 5時半頃に家を出発。1週間前の教訓を踏まえ、自宅近くのコンビニで朝食を買い込んでいたのだけど、どういうわけか上野駅のコンビニが今日に限って既に営業してて拍子抜け。
- 北陸新幹線かがやき501号でまずは長野へ。そこから松本までは特急しなの4号で移動(特急券600円は車内で車掌さんに支払い)。
- 新島々駅で精算しようとしたら、以前来た時にはなかった自動券売機があって、それで松本からの清算分と上高地までのバス代、計2,500円を払えるようになっていた。
- 時間が早いから大正池で途中下車して歩こうかとも思ったけど、天気がイマイチすぎて気分が乗らず、終点の上高地バスターミナルで降車。
- 梓川は水量多め、コロナ禍&天候不順で観光客や登山客は少なめ。腹の足しにと、トワサンクでコーヒー&アップルパイをいただく。
- 歩き始めてすぐと、熊目撃情報の看板が立っててビビる。基本的にビビリなので、岳沢登山口からは熊鈴鳴らして歩くことを決意。
- 11:37に登山口、入ってすぐのところで猿の群れと遭遇。12:08に風穴、13:18に岳沢小屋着。途中積極的に休憩したけど早く着いた。
- 割り当てられた寝床は、「焼岳」の6番。もともと岳沢小屋は予約制だったけど、一部屋につき3人とは、随分絞ったなぁ......これでは採算取れないのでは......。
- 枕には不織布のカバーがあったけど、敷布団・掛け布団にはなかったので、持参した寝袋で横になることにする。
- 夕食は17時から。座る場所も徹底的に3密が避けられててありがたい。ご飯とお味噌汁はそれぞれ2杯いただいて満足。鳥のから揚げ見たいのがスパイシーで美味しかった。同時に翌朝のお弁当も配られた。
- 17時発表の気象情報によると、翌日の天気はかなり良くない(
警戒事項:強風による転滑落(午前)、低体温症(午前)
)。この時点で縦走できる見込みはかなり低いと認識するも、最終判断は起床後に持ち越し。 - 夕食後、しばし外で重太郎新道の方を見やるも、かなり雲が厚く風も出ている。ちょっとおどろおどろしい感じ。
2日目(8月9日)
- 台風でも来たのかってくらいの風雨の音で、23時頃に一度目が覚めた。ああもうヤバイな、無理〜という感じ。
- 4時には起きて布団の中でまったり。4時半から身支度などを整え、5時過ぎに下山を決意。
- 6:10に風穴、6:46に登山口着。風穴まではレインウェア着てたんだけど、暑くなって脱いだら今度は登山口からザーザー降り。
- 途中、何組か登山者とすれ違ったけど......ソロのおじさん、涸沢まで行くって言ってたの微妙に心配。まぁ判断は人それぞれ。
- 面倒だったので、岳沢口からレインウェアは上しか着なかったのだけど、それが裏目に......ズボンがびしょびしょ。
- 人気の無い河童橋を急ぎ足で渡り、上高地バスターミナルまで来てようやく一安心。外のベンチで雨宿りしつつ荷物整理。
- 7:50発の新島々行きのバスに乗る。松本駅に着いたのが9:50くらい?で、いったん改札を出て新宿へ向かう特急あずさ18号の切符を購入&スタバでキャラマキ購入。
- 車内でようやく、岳沢小屋のお弁当にありつくなど。本当は雄大な景色を眺めながら食べたかったんだけども。
- 13時過ぎに帰宅、ミッションコンプリート。