剱岳山行 2020

2020年8月6日 著

8月1〜2日の覚え書き。4年連続、4度目で剱岳に登ってきました。行程は過去3回（2017年 / 2018年 / 2019年）とほぼ同じで、北陸新幹線をフル活用してガッと登りガッと帰ってくる感じ。今回、初めて寝袋と軽アイゼンを持参したのですけど、どちらも使わなかったので、結果的にはトレーニング用の重しにしかなりませんでした......というのはさておき、梅雨明けの好天に恵まれ良かったです。もっとも、日焼け止めを持参しなかったおかげで腕がとんでもなく日焼けしてしまいましたが。写真は剱岳山行 2020 | Flickrにまとめました。

1日目（8月1日）

1. 直前まで降っていた雨は、家を出る5時半より少し前に上がってラッキー。
2. 上野駅に着いたところで、いつも朝食を調達していたコンビニが開店前でショック。これもコロナ禍の影響か。
3. 仕方なく北陸新幹線かがやき501号の車内販売でワッフルと缶のアイスコーヒーを購入、空腹を少しでも満たす。
4. 電鉄富山駅で特急に乗るまでのあいだは待合室で時間つぶし。そこそこの人数が立山黒部アルペンルートに向かうっぽい。
5. 立山駅に9:48くらいに到着。今年はWEBきっぷが販売されていなかったので、窓口へ急ぎ室堂までの往復切符を購入。
6. ケーブルカーは10:50発の105便、1時間ほど時間があったので、仕方なく無料休憩所で時間つぶし。
7. ケーブルカー、高原バスを乗り継いで室堂までスムースに移動。バス車内からは、雲に隠れて剣岳は終ぞ見えず。
8. 例年、昼食を取っていた立山そばがまさかの営業休止で、これまた大ショック。というか、事前調査不足。
9. 仕方なくレストラン立山でとやまポークカツカレー、1600円。高くついたが昼飯抜きでは歩き出せない。
10. 幸い、雲は多めながらも天気は良く、気持ちよく歩けた。慎重に、割とこまめに休憩しつつ、剱御前小舎に着いたのが14:54。
11. そこから剣山荘までのあいだに4箇所、雪渓をトラバースしたけど、いずれも大した距離では無かったので軽アイゼンの出番無し。
12. 剣山荘に到着したのが16:01。割り当てられた部屋は「剣」、番号は503。夕食は17時から、朝食のお弁当はすべての夕食回の終了後に配布とのこと。
13. さすが定員を減らしての完全予約制、一人当たり2畳分のスペースが確保され、両隣とはビニールの壁で仕切られている。
14. 敷布団、掛け布団、枕にはそれぞれ不織布のカバーが。これなら寝袋を使うまでもない、とありがたく備え付けのそれらを利用することに。
15. 夕食もコロナの影響で様変わり。テーブルの上にはビニールの壁が立ち、ご飯とお味噌汁のお代わりは小屋の人に都度頼む仕組み。
16. ご飯は2杯、お味噌汁は3杯いただき、満腹。しばし外でぼんやりしてから、バタンキュー。

2日目（8月2日）

1. ふと気がついたらもう午前3時半過ぎ、慌てて顔を洗い出発の準備。
2. 剣山荘を出発したのが4:09、既に明るい。ヘッデンを点けて歩き出すも、30分後にはもう消したもんね。
3. 4:55に大岩直下、5:22に橋のところ、5:43に平蔵の頭、5:54にカニのたてばい直下。渋滞はしないけど、ちょっとした難所では待たされる。
4. 6:28には登頂して即弁当広げてた。やはり往路は2時間半といったところ。運動不足かつ昨秋の左手骨折以来の登山という割には悪くないペース。
5. 7時、名残惜しいけれど下山開始。7:17にカニのよこばい、8:07に前劔、8:50に一服劔。既に相当暑い。水の残量に気をつけつつ歩く。
6. 9:16に剣山荘到着。無事の下山にコーラで乾杯しつつ、装備を切り替え。劔沢には向かわず、完全に往路を折り返す。
7. 10:38、剱御前小舎着。11:43、橋のところに到着。水量がやや多く、橋のたもとで遊べなさそうだったので、小休憩は取るも歩き続けることを選択。
8. 12:35、室堂ターミナル着。13時のバスがあったはずと思い、休む間も無く着替えたり荷物を整理して乗車準備。
9. あいにく、次のバスは13:20との表示だったのだけど、臨時便が出るとかで、13時過ぎには乗車。車内で思いっきりリラックス。
10. バス、ケーブルカーを乗り継ぎ14:06立山駅着。それから特急が出発する15:05までは、前日と同じく無料休憩所で時間つぶし。
11. 特急の車両が結構変わってた。たぶん豪華なやつなのだと思う。電鉄富山駅に戻るや否や、西町大喜 とやマルシェ店のブラックラーメンで塩分補給。
12. 速攻食べ終わったので、16:33発はくたか570号に乗車。20時前には帰宅、ミッションコンプリート！