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死ぬまで歩くにはスクワットだけすればいい

死ぬまで歩くにはスクワットだけすればいい』の著者、小林弘幸氏は順天堂大学医学部教授という肩書きの持ち主。であるからして、ご著書の内容における医学的な裏付けはそれなりに信じて良いだろうと思いつつ読みました。スピンバイクの検討をしたものの、置き場所で結論が出せず先送りにしているなか、なんとか運動はしなくては......ということで読んだ一冊。

スクワットには、足腰を鍛えるだけではなく、免疫力向上、認知症予防、尿漏れ防止、便秘改善、心を前向きにする作用など、たくさんの驚くべき効果が隠されていたのです。

そんなに?とは正直自分も驚いたけど(コスパ高すぎでしょう)、あの単純な動作でそれだけ色々な効能が期待できるなら、やらない理由は無いと思いました。ただでさえ、『母さん、ごめん。 50代独身男の介護奮闘記』を読んだ後で、自力でトレイに何歳まで行けるかなぁとか考えてしまってましたからね。いずれは尿漏れ防止も大事になるはず。

ともあれ、スクワットは自室で汗をかかずに手軽にできる運動ということで既に習慣化しつつあるのだけど、以下のアドバイスを今後は取り入れていくつもり:

自律神経の働きは男性が30歳、女性が40歳を境に鈍ると申し上げましたが、それは、副交感神経のレベルがその時期にがくっと下がるから。いっぽう、交感神経は、加齢の影響をほとんど受けません。

これも初耳でした。それでますます、老いとともに交感神経と副交感神経のバランスを取る重要性が高まるのだなと。こじつけだけど、サウナが中年以降に人気だったのも納得がいきます。水風呂の後の外気浴は副交感神経を高めるプロセスそのものだって学んだんでね。

どうぞ安心して、ため息をついてください。ため息は、自律神経のバランスを上手に整える、本能的なリカバリー採用なのです。

ため息、完全にネガティブなイメージしか持ってなかったし、だからこそ人前では特にため息をつかないようにしてたんですが(気を遣われたく無いっていうか)、そうでもなかったのか......衝撃。

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