バイコヌール宇宙基地打ち上げ見学ツアー 2017 7日目
著
12月18日、バイコヌール宇宙基地打ち上げ見学ツアー 2017、7日目の覚え書き(6日目の続き)。
この日は絶大なるオイルマネーパワーを得て日本人建築家の黒川紀章氏がデザインしたというカザフスタンの新首都、アスタナ観光がメイン。ツアー中、最も宇宙成分(何)が少ない日で、自分にとってはつまらないのでは......と思ってたけど、ところがどっこい(謎)予想以上に面白かった!!
- 4:50出発予定なので、いろいろ不安なので2時半とか変な時間に目覚ましをセットし、起床。
- 荷造りはサクッと終えられる自信があったし、実際そうしたけど、4時からの朝食はパス。
- ダイヤモンドダストの中、4泊お世話になったスプートニクホテルといよいよお別れ。実に名残惜しい。
- クズロルダ空港(KZO)までは、例によってトイレに行けないバス旅。外は真っ暗で何もできず、寝るしかない。
- アスタナ国際空港(TSE)へ向かうKC334便での座席は、窓際の17A。雲海を眺めて過ごす。
- 機内食は往路と全く同じ。シナモンロールの写真の箱の中に、全然違うサンドイッチ&スナック菓子&ミカンが入ってる。でもミカン甘くて美味しい。
- アスタナ国際空港(TSE)で、お一人先に日本に帰る方がいらした。なんかこう、アメリカ横断クイズとかで脱落してしまう感じ(脱落でも何でも無いのだけど)。
- 空港からバスで中心部に近づくにつれ、恐ろしいまでのスモッグに恐れおののくツアーの一行w
- そして車内から見える建物の多くが、巨大なうえ面白い形をしていて、ことごとくフォトジェニック!!なんでこんなデザインにしたんだ?お金があるから??みたいな。
- デススターみたいなのは、今年のEXPOのために作られた建築だそうな。
- 昼食は、餃子の皮みたいのに肉が乗っかったお料理。美味しいことは美味しい......のだけど、量が多いし塩味が濃すぎる。これが夕食で、ビール飲みながらなら完食できるんだけど。
- レストランを出てからふと、帽子がないことに気づいて、席まで戻ったりしたけど見当たらない。後にバスに戻って発見できたので、自分の記憶とはつくづく当てにならない。
- レストランから徒歩で象徴的なバイテレクに移動、そして展望台へ。展望台部分は全天がガラス張りで直射光が差し込みまくり、暖房も手伝ってちょっと暑いくらい。幸運を招くとかいう金でできた手形にみんな触れてる(けど自分はスルー)。
- 次いで訪れたのが巨大モスク。これまた本当に巨大。結構な人数を収容できるらしい。
- 市内観光の締めくくりに訪れたのが、巨大なテントっぽい見た目のデパート。テントの部分は中空になっていて、ちょっとした遊園地っぽい遊具なんかがあったりする。自分は何も買わず(というかカザフのお金に両替してない)、単にブラブラ見てまわっただけ。スタバも見かけたけど。
- 総括としては街全体がネズミーランドかよという印象。
- アスタナ国際空港に戻って、今度はシェレメーチェヴォ国際空港(SVO)に向かう。日本時間よりマイナス3時間から、マイナス6時間の世界へ。
- KC873便の座席は通路側の31C。エアアスタナの機内ビデオ、とても面白い。体操?と陰絵を組み合わせてる。
- ロシアへの入国審査では、列への横入りに辟易。しかも理由も感謝の言葉も何もなく横入りしてくる。添乗員さんがさすがに係員ぽい人に申し出てくれたけど、最終的には自分たちで横入りをブロックせざるを得ず......菊池涼子さんが身体を張ってくださったという。
- どんな事情を抱えての横入りか知らないけれど(車椅子の方や子供連れはまだ理解はできるが)、やはりこういうときに言葉が通じないのは辛いなと実感。そしてまた、行儀の良さとか日本人特有の感覚とかについて考えさせられるひとときだった。
- 空港から、1日目に泊まったスプートニクホテルへバスで移動。にしても、カザフの寒さを知った今となってはもはや0度とかマイナス1、2度程度では暖かく聞こえる不思議(錯乱
- やはりカザフよりはロシアの方が通信は安定してるし速い。カザフにいたときは、概ね2G接続だった。
- ホテルの到着がかなり遅い時間だったので、バーに行こうかなと思ったけど諦めた。1泊だけだから、自分もあまり時間的余裕が無いし。
8〜9日目(最終日)に続きます。