バイコヌール宇宙基地打ち上げ見学ツアー 2017 5日目
著
12月16日、バイコヌール宇宙基地打ち上げ見学ツアー 2017、5日目の覚え書き(4日目の続き)。
この日のメインイベントは、何と言っても国際記者会見の見学。マスコミやメディア関係者でもなければ、通常立ち入ることのできない場所に立ち入れるというのは、本当に貴重でありがたいこと。実際、昨年9月には観光客を立ち入れないという話が出たそうなのですが、菊池涼子さんはじめ本ツアー関係者の皆さまの尽力によって、今回も立ち入りを許可されたとのことです。
- 二度寝してしまい、6時過ぎに起床。その後、集合時間ギリギリまでメール対応などを続ける。
- 空腹感はないので、前日に引き続き朝食はスキップ。お水さえ飲めば何とかなるもの。
- 8:40に集合して向かった先は、4年前にも訪れた国際宇宙学校。まだ夜明け前くらいの空は、グラデーションが綺麗。
- 見覚えのある先生による、施設やお宝の紹介が続く。モデルロケットのモーターには、旧ソ連時代の余り物をいまだに使っているのだとか。
- 土曜にも関わらず授業があるらしく、生徒さんも大勢見かけた。男女比は1:1らしいけど、皆さん自分より背が高くて発育がいい(意味浅
- 4年前に訪れた時には乗せてもらったアルマズ宇宙船は、時間との兼ね合いからお子さんだけに限定。やはり同じツアーでも状況によって得られる体験は変わるから油断できない(謎
- 学校見学の締めくくりは、中庭でモデルロケットの打上げ。いやー久しぶりに見たわ。
- その後、中央市場で自由時間。とはいえ自分は特に買いたいものもなく、ただひたすら寒い思いをしながら市場の中をお散歩。
- 昼食後、国際記者会見の行われるコスモノートホテルへ。入り口では持ち物&身体検査を受ける物々しさ。
- いやしかし、海外のメディアや報道関係者の皆さん、観光客より先に入場している(それは当然の権利として良いのだけど)うえ、体格も概ね良いので、なかなか見晴らしのきく立ち位置を確保できない。4年前の時は裏技で机の上に乗っかったけど、今回はそれもできない(禁止されたそうだけど、そもそも机が壁際に無い)。
- そんなわけで、あまりよく見えなかったし写真もうまく撮れなかったが、金井宇宙飛行士の受け答えをリアルタイムで目にすることができて良かった。宇宙に出て何か・誰かを寂しくは思わないか?との問いにも、必要な物資や通信手段は整っていると答え、平常心を保つことへの自信をうまく表現されていたと思う。
- 徒歩でスプートニクホテルに戻ってから、再び集合してバスで向かったのが、バイコヌール宇宙基地博物館。打ち上げ当日のやや焦り気味な中での見学では無いのがとても嬉しい。
- 博物館到着時にちょっとしたハプニング。以前からそういう癖があったらしいけれど、菊池涼子さんが何かの拍子に右肩を脱臼!病院に向かうことに。
- 博物館自体は4年前にも見ていたのでそれほど発見は無かったが、昨日に引き続きで、4年前に打上げを見守ったソユーズロケットの部品を発見したので、しみじみと見たり触ったりした。
- あと、この博物館はブランの中に入れるのが素晴らしいのだけど、たまたま時間帯が良かったのか、自分以外の誰一人として内部にいない貸切状態に!!記念撮影も自撮りで。
- ガガーリンとコロリョフのコテージもじっくり見ることができた(4年前は時間ぎれで立ち寄れなかった)。偉人であるにも関わらず、そのコテージの質素なつくりにはなんとなく感銘する。
- こちらのレストランの共通点、それは謎のジュースが複数種あること。美味しいけど。
- ホテルに帰ってから、他の方が中央市場で買われたキムチを肴に、バーでちょっとした飲み会。楽しかった。
6日目に続きます。