Firefox 57のリリースを機に

2017年11月16日 著

Chromeにしていたメインブラウザを再びFirefoxに戻そうか、などと酔狂なことを考えています。確かに、WebExtensions非対応なアドオンに対してバッサリ「NO」を突きつけたのは、時期尚早な感があります。けれども、そこまで振り切ってまでして前に進もうとする、その心意気や良し。ならば敢えてその無茶、もとい英断に付き合ってみようではないか、と。

なーんて格好つけるつもりはなく、単に捻くれ者で天邪鬼の僕としては、さようならFirefox57、おすすめの代替ブラウザはESR版ではなくPale Moon、PMをOpera12風にするアドオン達 | シンスプリンター - うつ病、シンスプリントと闘う私の日常とかFirefox Quantum（バージョン57）公開 | スラド ITなんか読んでるうちに、なぜかFirefoxの肩を持ちたくなったんです。それに、吉野さんの訳された生まれ変わった Firefox、登場。その名も Firefox Quantum - mozilla-japan - Mediumを読んでたらちょっとこう、熱くなるところがあったんですね。

これは、私たちが 2004 年に Firefox 1.0 を立ち上げて以来間違いなく最大のアップデートで、あらゆる点で全面的に改良されています。今すぐダウンロードして試せば、軽い高揚感とともに、すぐその違いに気付くはずです。

2004年て、今いる会社に学生時代のアルバイト以来で復職っていうか転職してきた年で、オフィスはまだ新井薬師の複数のビルに分かれて存在していて。Firefox 1.0 Rocks Araiyakushiなんて名前つけて、1.0リリースを祝う飲み会をやったりしたんですよ。その時の乾杯の音頭はもちろん「カンパーイ！！」ではなく「ファイヤーフォックス！！」だったりして。その乾杯の音頭をとった本人は、もう他所に転職してしまっていないけれど、とにかくそんなこんなを急に思い出してしまって、なんかまたFirefox使いたいなって。しばらくのあいだは、Chromeと行きつ戻りつしそうだけど。

いや正直、今年の8月にメインブラウザをFirefoxからChromeに乗り換えたものの、やっぱり慣れない部分はとことん慣れない。ウィンドウを最大化させるのにいちいちShiftを押さねばならんし、固定したタブはうっかり閉じれてしまうし、title要素内容は確認しづらいし......逆に新しいFirefoxの、すごくソリッドでスクエアなデザインのタブはスッキリしていて好みだし、早くThunderbirdもこうならんかなとか思うし。あとね、なんだかんだ言って、ロゴがChromeよりFirefoxのが5000兆倍好み。