2014年の第九
著
既に新年を迎えたというのに、昨年のことを覚え書きするのも気が引けるけど、かといって書かないままスルーしてしまうとそれはそれでアレなので(将来、サイト内検索して出てこなければ「2014年は第九を聴きに行かなかったのだっけ?」というように自分が誤解してしまう恐れがある)、一応書いておきますよ。2014年は2回、サントリーホールへ第九の演奏を聴きに行きました。ちなみにいずれもテノールはダバダ~違いのわかる男(古い)、錦織健氏でした。
- 1回目(2014/12/7)
- 玉川大学 第九演奏会
座席:1階4列9番 - 2回目(2014/12/25)
- 日本フィルハーモニー交響楽団 第九交響曲特別演奏会2014
座席:1階6列20番
玉川大学については、以前2012年にも演奏を聴いていたのだけど、とにかく割安で(A席で3,000円)生の第九を聴かせていただけるという点で、大変有難く思っています。今年についてはどちらかというと前座?の二曲が印象的だったというか、ステージ後ろの2階席にも奏者を配置しての演奏だったのがすごく新鮮だったなぁ。過去、サントリーホールに足を運んできたなかでもそういう使い方をされているのを目にしたのは初めてのように思います。
日フィルについては、昨年もコバケンの指揮で第九を聴いていて、やっぱり緩急のつけ方といい、すべての合唱が終わってからラストまでの盛り上げ方&スピード感といい、実に素晴らしい。指揮を終えてからのご挨拶の言葉も、すごく胸にジーンと来るものがあるし、どの楽団の演奏を聴きに行こうか都度迷うまでもなく、もう来年以降もコバケンの第九でいいんじゃないかって思えるぐらい。席もベストだった(6列目センターにして、前とそのまた前の列に人が偶然座っていなかった)という影響もあったかもだけど。ちなみに今回の演奏はテレビ収録、しかも日本初となる4K収録がされたらしい、というのが興味深かったです。クラシカ・ジャパンで放映されるらしいけど......販売してくれないかしら(謎