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日本フィルハーモニー交響楽団 第九特別演奏会2013

今日は勤務先の年内最終営業日だったのですが、18時に強制退社(謎)しまして、毎年恒例の自分行事、サントリーホールへ第九を聴きに行きました。今年選んだ公演は日本フィルハーモニー交響楽団 第九特別演奏会2013で、指揮者はコバケンこと小林研一郎氏、そしてテノールが錦織健氏。定時退社した甲斐あって、しっかりSoup Stock Tokyo アークヒルズ店で夕食を済ませ、ホール内のドリンクコーナーでプレミアムモルツを胃に流し込み、準備万端で開演待ち。座席は1階4列25番、奇遇にも両脇が空席だったおかげで、終始リラックスして聴けました。

まずは長井浩美氏のパイプオルガンの演奏でG線上のアリア、そしてトッカータとフーガBWV565。15分の休憩を挟み、いよいよ第九。出だし、テンポ遅めに感じたけれどそれは気のせいで、むしろ緩急のつけ方は凄くしっくり来ました。第一、第二楽章はもちろんのこと、第三楽章でも集中力を途切らせることなく演奏に引き込まれたし、第四楽章に至ってはもうほとんど鳥肌立ちっぱなしw いやもう本当に素晴らしくて、演奏が終わって少し涙出ました。第九の生演奏で泣いた経験は無かったんだけど......コバケン氏の指揮の素晴らしさなのか、日フィルの皆さんの演奏の凄さなのか、武蔵野合唱団の皆さんの合唱力のなせる技か。なので今年は、合唱の最後の一人の姿が見えなくなるまで席にとどまって、ずっと拍手を送りました(さすがにそこまでするのは少数派だったけど......せめてもの感謝の表現として)。2014年の年末も、日フィルの第九を聴きに来ようかしらね。しかしコバケン氏の〆の挨拶の言葉も良かったなぁ、来年が第九のようにさまざまな要素に恵まれますように、だって。単純に幸福な一年を、とかじゃなかったのがミソ。あと、遺影を客席に掲げている合唱団の方がいらしたけど、出演予定だった方が今年、お亡くなりになったのかしら。

でまぁ素晴らしい演奏を聴きながら、2013年を振り返ったのですけど。仕事面はさておき、趣味については物凄く充実した一年だったことを改めて実感。山歩きにしても、遊佐未森さんのおっかけ(何)にしても、バイコヌールまで若田さんの乗ったソユーズの打上げを見に行った件にしても。仕事のみならず、色々な要因から抱え込むストレス発散のためだとか、あるいは僕個人の夢とか生きがいなんかを理由につけては、それなりに嫁さんや息子に迷惑をかけて我がままを通させてもらっているのは事実で、その点は申し訳なく思いつつ大いに感謝したい。本当は仕事ももっと頑張らないといけないけど、いろいろ精神的に吹っ切れない部分があって、来年には何とかできるといいな......と。はああああ(謎

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