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「王立宇宙軍 オネアミスの翼」復活上映

2/22の覚え書き。お台場なんてシャレオツ過ぎて滅多なことが無い限り出向くエリアではないのだけど、ドリパスで企画された【通常版上映】「王立宇宙軍 オネアミスの翼」復活上映!!@お台場シネマメディアージュに行ってきました。オネアミスの翼については以前書いたようにDVDを買って持っているし、これまで何度見直したかわからない。しかし映画館の大スクリーンで見たことが無く、宇宙クラスタ映画上映会にもし第2回が企画されるなら本作しかない(&絶対に参加するしかない)と思っていたくらいなので、今回の復活上映はとても楽しみにしていました。わざわざ教えてくれた@IMAGEDRIVEさんに感謝。当日の空席状況からすると、さほど人気のある企画では無かったにせよ、僕は満足しましたよ。

見るたびに一層、本作から哲学的なニュアンスを強く受け取ってしまうようになったのは、それだけ歳を取ったということなのだろうな......一種の並行世界、「もう一つの地球」で行われた宇宙開発の物語であり、単に不出来な一人の青年(冒頭のそんなものにはなれないってことを成績表が教えてくれたという台詞が大学時代の自分とかぶって激しく感情移入してしまう)が宇宙を目指すって話ではあるのだけれど。登場する戦闘機やロケット云々より、本作で描かれる文明や社会、宗教、政治、戦争、平和といった部分に惹かれるようになってきた気がします。たとえば、「祈り」のシーンね。昔はあまり気に留めなかったけれど、さまざまな「祈り」のシーンがとても意義深いもののように思えたり。

今更ながら改めて気になったのは、カウントダウンがエンジンに点火するタイミングをゼロとして進められていたことかな。分かりやすさ、伝わりやすさという意味ではすごく正しいのだけど、やっぱり不自然さを感じてしまう。そういうカウントの方法もある、で終わる話ではありますが。あとは、エンディングでCoccoのHeven's hellを流して欲しかったなー(謎)。もはや、あの曲が実は主題歌だった、ぐらいの勢いで双方のイメージが脳内で結びついてしまっていて。

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