バイコヌール宇宙基地打上げ見学ツアー 3日目
著
バイコヌール宇宙基地打上げ見学ツアーの2日目の続き、11月5日の覚え書き。写真はBaikonur Cosmodrome Tour 2013 - a set on Flickrに随時追加中。
- 4時に目覚ましをかけていたのだけど、起きたのは結局、5時半。6時半に食堂でバイキング形式の朝食、ただし昨晩食べ過ぎたので軽めに。
- 7時20分にロビーで集合、その10分後には車に乗ってホテルを出発、NASAツアーの方々と共にいよいよバイコヌール基地内へ。地平線の向こうがどんどん赤く燃える。
- 撮影/見学ポイントである踏切近くは既に多くのプレスや関係者でごった返していました。一応、兵士が立って線路際をガードしているものの、ロケットに石を投げたらぶつけられる距離(おい
- 林さんに聞いたところ、既にプレスな方々は工場を出発する前の状態を取材できたらしい......写真を自慢されてしまって悔しいのう。
- 上空からヘリも監視するなか、遠くからゆっくり進んで来るソユーズを認識。結構曲がりくねりながら、途中で一度方向を変えて来るのね。
- 目の前を通り過ぎたとき、当初は大きいなぁと感じたし構成のシンプルさに感動したものの、フェアリングにさしかかるとむしろ小さいなぁ、細いなぁ、華奢だなぁという印象に変わったのは、自分自身でも意外でした。
- 急遽、残念なお知らせが届き、射点まで行けなくなったとのこと。関連して工場にも行けなくなり、無念。しかしプレスも関係者も同じ状況とのこと、近親者のみが許されたのだとか。このような事態は初めてらしいけど、ソチ五輪関連?で少し前に起きたテロが絡んでいるのだろうか?まぁ、機体移動はしっかり見れたし、寒さも恐れていたほどではなく、良い経験でした。
- 完全な据え付け作業の完了を待たずに、基地より撤収。ドライバーさん、行きもそうだったけどスピード出し過ぎ。何と戦っているのか......。
- 昼食は市内の「星空」レストランで。お土産スペースがあったり、宇宙飛行士の写真が多く飾られていたり。そして凄い量を完食してしまった!!
- 食後はお散歩。レーニン広場まで歩き、近場の土産物屋を物色。本屋は閉まっていたのでスルー、コロリョフの銅像を拝んでから車に乗り中央市場へ。カオス。
- その後、公園にあったソユーズをじっくり見れました。子供達が恐ろしく活発で、台座によじ上ったり、お金をせびってきたり。
- そして国際宇宙学校へ。正直あまり期待していなかったのですが、フタを開けてみれば恐ろしくヤバい場所でした。こんな物が、なぜこんな場所に?のオンパレード。
- 生徒さんの作った作品の数々も興味深かったけれど、V-2のエンジンにソユーズのブースターの先端部分、ブランの射出座席、オーラン宇宙服、サバイバルキットの数々(疑似餌まで)、操縦に使うスティック......そして究極はホリエモンがかつて買おうとした、プロトンに載っける予定だった有人カプセル!!お腹いっぱい。
- 夕食はカザフスタン料理が食べれるというレストランだったのだけど、昼食のせいでリアルお腹いっぱい。サラダだけいただいて、あとはひたすらお水(ここいらは乾燥のせいでやたら喉が渇く)。
- ホテルに戻ってから、ホテル内のバーカウンターで添乗員さんとビールを飲みつつしばし宇宙談義。部屋に戻ってから仕事を進めようとするも、PCに向かいながら気絶 orz
4日目に続きます。