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レスポンシブ・ウェブデザイン標準ガイド

こもりまさあき著『レスポンシブ・ウェブデザイン標準ガイド あらゆるデバイスに対応するウェブデザインの手法』は、発売日の翌日に最寄りのTSUTAYAで購入(リアルタイムではないにせよ在庫の有無がiPhoneアプリで確認できるのは便利)、そのまま隣接しているスタバで読み終えました。日本語で書かれたおそらく日本初のレスポンシブWebデザイン(RWD)の専門書ということで、発売前からかなり楽しみにしていたのですけど、期待し過ぎてしまっていたせいか、読み終えたときにはだいぶ物足りなく感じました。主に気になったところとしては:

全体的にマークアップやスタイルシートに多くの紙面が割かれている点や、関連する話題がどちらかといえば広く浅く解説されている点も、自分が感じた物足りなさの原因にあるかもしれません。とはいえ冒頭に書いたように、日本語で書かれたおそらく日本初のRWD専門書であるからして、その価値なり業界への貢献というのは決して小さくはないと思います。もしRWDの根底にある概念なんかを掘り下げたいなら、境祐司さんの書かれた『ウェブレイアウトの教科書』を合わせて読むとちょうど良いかも(境さんの本が理論編で本書が実践編みたいな役割分担)。なので、「これから」RWDに取り組まんとするWebデザイナー、Web開発者の方は双方をチェックすると良いと思います。加えて、本書のFacebookページにはRWD関連の話題が割と頻繁に投稿されているようなので(いつまで続くか存じませんが)、そちらも要チェックです。

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