Re: 宇宙旅行、予約しました!
著
宇宙観光企画(仮)の「宇宙旅行、予約しました!」というエントリを読んで。宇宙観光に特化したネタを扱っていらっしゃるということで、結構前からこのBlogはチェックさせていただいていたのですけど、ついに著者のuk2さん自ら宇宙に行く決意を固められたようです。予約されたのは、僕が参加する予定のと同じSpace Adventures社のSub Orbital Flight、つまり高度100キロメートルまで行って帰ってくるというツアー。uk2さんの場合、おそらく私費で旅行代金を支払われると思うのですけど、凄いですね……日本円で約1,100万円ですよ。そんな貯金、僕にはどこ探してもありませんってw ネット上でSub Orbital Flightに参加することを公表されているのを知ったのは自分以外ではこれが初めてなので、誠に勝手ながら応援させていただきたいと思います……どちらが先に飛ぶことになるかなんてことは気にせずに、宇宙観光時代の扉を共に開く立場として。
ところでuk2さんは使途の欄や振込先を見て、銀行の担当の方が微妙に怪訝な顔をしていたのが象徴的で楽しくもありました
とお書きになっていますが、それはまさに個人で申し込まれたからこその醍醐味ですよね、きっと。自分の場合は勤務先の会社の経理担当の方がSpace Adventures社との金銭面での手続きを進めてくださっている都合上、そういう場面に出くわす機会がありません。ゆえに、宇宙開発方面に基本的に興味を持っていないごく一般の人がそういう宇宙旅行の話を聞いてどんな反応を示すかというのは、知りようが無いんです……ネット上ではともかく、実社会では「2〜3年以内に宇宙に行けることになったんですよ」などと自ら積極的に言いふらすような真似はしていないですし、第一できませんから!(同じ会社に勤めている方々は既に皆さんご存知ですし)。
なんとなく、一般の人に向かって宇宙旅行を熱く語ったところで「ふーん、あっそ、頑張ってね」とか「せいぜい死なないでね」で会話が終わっちゃうような気もするし、ほんの少しでも「自分も行ってみたい」という気持ちが湧けば、値段とか具体的な宇宙への到達手段といった内容の質問を返してくれるかもしれない、とか思います。最も悲しい、そして是が非でも避けたいパターンとしては、それを完全な夢物語として少しも信じてもらえず、それどころか話している側の人間性まで疑われてしまうことでしょうか。