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ロケットまつり7

相変わらず凄まじく仕事が忙しくて、昨日も今日も休日出勤状態。そんな状況下ではちょっと気分的に憚られたのですけど、やっぱり行って来ちゃいました、ロケットまつりの第7回。なんたって一昨日は、あのペンシルロケットフェスティバルに泣く泣く行かなかったんですからね……意地でもロケットまつりは皆勤賞状態を維持しないとって感じです(さすがに9月25日開催の大阪ロケットまつりは無理ぽ)。勤務先が西新宿に移転したので、会場のロフトプラスワンまで歩いて行ける距離ということもあります。今回「も」、垣見さんと林さんがゲストで出演されています。
イベントは小山まみさん(誰)がM-Vロケットの打上げに際しUSCを取材したときの模様を収めたビデオからスタート。さらに宇宙作家クラブSTS-114の打上げを取材した際の土産話と写真が続きます。しかしNASAがあんな暗いイメージのポスターを作っていたとは知りませんでした(ブラックジョークが飛び出してたけど)。打上げ延期の記者会見では国や地元の政治家の存在が妙に目立っていたとか、実はアメリカは有人宇宙開発から手を引きたがっているんじゃないかとか、現場 vs. 中間管理職 vs. H.Q. vs. 政治家みたいな構造についてとか、そういう話がありました。ちなみにNASAの記者会見の裏には心理学者が関与している?とかで、そのあたりは日本のJAXAではどうなんでしょうね。あーそれと、野口宇宙飛行士が宇宙に運んだペンシルロケット、実は一度は盗まれてその後返還されたものだなんていう暴露話も飛び出してました。まぁ実際のところは「盗まれた」というより「持ち出された」程度のことでしょうが、この手の裏話はいくら聞いても面白いですねぇ。
さて、今回のメインイベントは固体燃料の燃焼の実演。もちろん燃やす量自体は微々たるものですし、燃焼部位に圧力をかけるなどという危険な真似はしないのですけど、それは紛れもなくM-Vで使っているものと同じだそうで、ちょっと感動モノ。林さんが会場にお持ちになったのは、燃焼速度を検証するためという断面が1センチ四方で長さが10センチ程度のテストピースでした。会場を暗くして火をつけたところ、実に綺麗に(ちょっとした花火のように)燃えてました。同じく今日のイベントのなかで実演された火工品の点火よりも、ずっと風情がありましたとさw

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