ペンシルロケットフェスティバル、参加できず

2005年8月20日 著

そういえば昨日はペンシルロケットフェスティバルの当日だったのですけど、やっぱりっていうか、参加できませんでした。仕事がそれほど詰まっていなければ、夏休みなり有給休暇なりを取得して参加する予定だったんですけどね（会場が幕張メッセだから、帰省も兼ねて）。しかし、同じ案件に携わっている皆さんに迷惑かける趣味を持っているつもりも無いので（いや既に十分迷惑かけてますが）、涙を呑んで参加を見送った次第です。っていうかなんでこういう素晴らしい企画を平日に開催しやがりますかJAXAは。子供は夏休みでもオトナは以下略。せめて土日にしてくださいよお願いします。そういえば大昔にそんな内容のメールを的川先生にお送りしたこともありましたっけ。
ペンシルロケットフェスティバルというのは、ペンシルロケットの発射50周年を記念して催される一大イベント。そのハイライトは、もちろんペンシルロケットの水平発射の再現でしょう。これを見るためだけに会社と幕張を往復すべきだったかなと反省したぐらい、それはそれは貴重な機会だったと思います。ロケットまつり等で当時、つまり50年も前の写真や映像を目にすることはあったけど、やはりロケットの打上げというのは自分の五感をフルに活かしてライブで見るべきですから……それは過去にH-IIAとかスペースシャトルの打上げを生で見て「知っちゃって」いるワケで。
とりあえず今日になって「ITmedia ライフスタイル」に掲載されていた「半世紀を経て蘇った“ペンシルロケット”」というレポートを読み、多少なりとも会場の様子とかロケット発射の模様を知ることができました。写真が意外と多くて、同じように悔しい思いをしていた人には要チェックと思うものの、記事のオチが水平発射再現実験を見逃してしまった人は、50年後をお楽しみにって。50年後なんて僕、普通に死んじゃってますよきっとｗ 日本の宇宙開発における出発点を偲ぶ素晴らしいイベントとして、もう少し小まめに実演してくれても良いのではないでしょうか……まぁ、場所の問題はあるにせよ。