宇宙モノのペーパークラフト
著
多分Space Fighter Now経由だったと思うのですが、観測所雑記帳というBlogの「サターンVブースター」エントリを拝見しました。サターンVロケットのペーパークラフトを作成されたとのことなんですが、その大きさが半端じゃないです。スケールは1/100→つまり完成サイズが1mを越える
、そしてパーツだけでA4用紙を27枚も消費
ってのは、読んだだけでもやはり凄いです。第1段の直径も結構ありそうですが、果たして内部には構造を保持するためのパーツが入っているんでしょうか。
でもって、このペーパークラフトの型紙を公開しているThe Lower Hudson Valleyへのリンクがあったのでアクセスしてみたところ、同サイトを運営されているJonathan Leslie氏はかなりイッちゃってます。件のサターンVの型紙がSaturn V Rocket. version 2.0で公開されているほかに、スペースシャトルやX-33、アポロ月着陸船および司令船、ジェミニ&タイタンロケット、あるいはSF映画やアニメに登場するメカなどを多数手がけていらっしゃるのが、Paper Model Galleryで閲覧できます。うーむ、凄すぎる……氏をそこまでペーパーモデル製作に駆り立てるものは、一体何なんでしょう。趣味で3年以上続けていらっしゃるそうですが。大昔にNASDA広報室で仕事をしていた頃、海外から「ペーパーモデルを作りたいからH-IIロケットの図面が欲しい」なんて問い合わせをいただいた記憶がありますけど、ひょっとして氏からだったりしたのかなぁ。
ちなみにH-IIAロケットのペーパークラフトなら、いまだにNASDA謹製のものを大事に所有していますが、まだ作ってません。時間が無いだけではなく、やはり作った後でどこに飾っておくかが問題なわけでして。以前、半分仕事・半分趣味でADEOS-IIのペーパークラフトを製作して以来燃え尽きてしまって(ぉぃ)、頑張る気力が(ことペーパークラフトに関しては)湧かないという問題もあります。もしこのエントリを読んで作ってみたいと思った方、宇宙情報センターのナスダクラフトとか月探査情報ステーション内にあるペーパークラフトのページを是非ご覧ください。