IE7の新しいアイコンとロゴ
著
Web標準、とりわけCSSサポートの改善でもって注目される機会の多いInternet Explorer 7ですが、その新しいアイコンとロゴがIEBlogのエントリ「New IE 7 Icon and Logo」で公開されています。ポイントは大きく2点あって、第一にアイコンの「e」の文字を巡るリングが青色からゴールドに変わったこと、そしてこれはロゴというよりソフトウェアの名称の話になりますが、「Microsoft Internet Explorer」から「Windows Internet Explorer」に変わったこと。
言葉ではうまく表現できないんですけど、アイコンにある「e」の文字の部分は濃淡がより強調されて立体感が増してますね。それとゴールドのリングは、ブルーの対照色だけあってよく映えていて、個人的にはこの新しいアイコン結構好きです。リングの色については、実際には過去のバージョン6や5.5、5.01でも黄色が使われてましたけど、あくまでも部分的であり、リングは全体的には「e」と同じ系統のブルーで描かれていたため、特に小さいサイズのアイコンを見るとリングと「e」の字の区別がほとんど付かなかったりもしました(ちょうど両者が互いに溶け込んでいるようにも見えます)。また、ロゴの「Internet Explorer」の文字ですが、フォントが変わったことでよりスマートな感じになったと思います。文字間隔が以前より開いて窮屈な感じがしなくなったぶん、見た目にスッキリとした印象を受けます。
アイコンやロゴがせっかくいい感じに仕上がってきているので、肝心のソフトウェア本体の出来についても、正式リリースに向けて頑張って欲しいなぁと思いました。Beta2ではBeta1と異なりかなりCSS仕様に対する準拠が改善されているとかいう噂ですが。それと心配なのは、やっぱりユーザーインターフェースでしょうか。「本田雅一の『週刊モバイル通信』」の第301回「Windows Vista β1に感じた期待と不安」では、IE7に関してはユーザーインターフェイスもさほど洗練されておらず、これから画面デザインを含めて改善が行なわれていくだろう
との記述があります。