WASAの試験飛行を見学
著
今回が今年で最後だということもあり、WASAの試験飛行の見学に、はるばる富士川滑空場まで行ってきました。前日は夕方まで会社にいて、夕食を高田馬場駅近くで済ませ、いざ各駅停車の旅。少し早めに出発したおかげで、品川から調べていたより早い電車に乗れたようです。疲れからウトウトしちゃって、ふと気が付き時計を見れば到着予定時刻だったので、焦って電車から降りたら新蒲原より1つ前の富士川駅だったという orz もっとも、どちらの駅から歩いてもそう距離は変わらないのですけど。
夜道を30分ほど歩いて、滑空場傍の土手には23時半に到着。チーフの人とコンタクトを取ったところ、活動し始めるのは午前2時とのことで、それまでは寝転がってひたすら時間が過ぎるのを待つことに。半袖しか着てないせいで恐ろしく寒く、そのうえ虫にも刺され散々でしたが、定刻通りに滑走路上に移動しsandoさん(誰)と合流、機体の組みあがる様子を見守ります。組みあがった後はひたすら風が止むのを待ったのですけど、これがなかなか止まない。その時間を利用し、機体の各部(特に思い入れのある駆動系周りなど)をじっくり見学させてもらいましたが、結局6時半になってタイムアップ。集合写真の撮影の後、撤収作業が始まったので、滑走路を後にしました(豪気にタクシーを呼んで同乗させてくれたsandoさん、ありがとう!)。ちなみにWASAのほかには東京大学F-tecも来ていましたが、やはり1本も飛ばせずに撤収した模様。それと、撮った写真から3枚だけ、Flickrのほうにアップしてあります。
今年の機体を見たところでは、(東海大のそれと向きを逆にしたレイアウトの)ユニバーサルジョイントを用いたシャフトドライブが個人的には興味深かったですね。フライバイワイヤとかリアスパーなんかは近年多くのチームが既に採用している技術であり、やはり隔世の感があります。本番では11番目のフライトとのことですが、後輩の皆さん、最後まで悔いの無い様頑張って、そしてもちろん楽しんでくださいね。お疲れ様でした&ありがとうございました。