宇宙、これから
著
お台場の未来科学館で開催された、TOKYO FM主催「立花隆・毛利衛トークイベント『宇宙、これから』」に参加してきました。会社2連泊で疲れてはいたけど、抽選に当選して以来楽しみにしていただけに、行かないわけにはいかない。
立花氏はまず、有人宇宙飛行の歴史と現状、問題点を短時間のうちにもわかりやすく解説。アポロ計画以降、宇宙開発における「暗黒の時代」が続いてきた理由としてモチベーションの不足を挙げ、そのモチベーションとして最大のものは地球ひいては人類のサバイバルにあるのだ、と結論。実に氏らしい、テンポの良い論旨の展開でした。
さらに、(今日オープンした)JAXAウェブサイトのインタビューコンテンツ上で述べているのと同様、「日本が」国策として有人宇宙飛行に携わる意義やメリット、その是非について3人のISS搭乗宇宙飛行士に対し鋭く問いかけていました。さすがに教科書的な回答しか返されていなかったように思うけれど、なかなか楽しいやりとりでした。立花氏の話は、やっぱり刺激的で面白い。