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Re: Chrome"一強"、Webの進化は停滞した?「ブラウザの母」が語る、閉塞感を打破する鍵【フォーカス】

「レバテックLAB」にインタビュー記事が掲載されました | WebDINO Japan経由で、Chrome"一強"、Webの進化は停滞した?「ブラウザの母」が語る、閉塞感を打破する鍵【フォーカス】 | レバテックラボ(レバテックLAB)を読みました。WebDINOの瀧田さん、浅井さんのインタビュー記事です......だいぶご無沙汰していますが、お二方ともお元気そうで何よりです。

ブラウザ間の互換性を確保するために、各ベンダーが標準化プロセスを尊重した上での競争を行うようになり、また、過酷なシェア争いを経て、各製品の性能が成熟したことで、製品ごとの差異は少なくなり、横並び状態ともいえるようになった

これはまったくおっしゃる通りだと思っていて、たとえば勤務先のコラムとして寄稿した「ユーザー視点で期待するWebブラウザの進化(2022年8月30日 掲載)」や「ブラウザの進化で再発見するWebの魅力と可能性(2023年8月8日 掲載)」で同様の認識を記しています。

ブラウザベンダーが現状に甘えてしまうような状況ではいけないと思っています。「現在ならではのブラウザ技術の革新」のため、ベンダーとしてはもっと違う側面で貢献できることがあるのではないでしょうか。

これもおっしゃる通り。ただ私は瀧田さんがおっしゃる、ユーザーを危険から守り健全な社会を実現するっていう総論には賛同しつつも、各論においてはやはり、ユーザーがもっとWebをカスタマイズしやすくする方向での進化を、ブラウザベンダーは怠ってほしくないと強く思います。最近でも、そのような考えをFirefox 129.0におけるリーダービューの進化に寄せてに記しました。

このあたり、うんと具体的にはアクセシビリティオーバーレイの是非とWebブラウザの責任範囲(謎)について、ぜひ一度お話しさせていただきたいなー。

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