Overlay Fact Sheetの日本語版が公開
著
2022年5月の記事、公的機関のWebサイトにアクセシビリティオーバーレイは不要のなかで、私は以下のように記していました:
私としては今後、Overlay Fact Sheetの日本語化対応(同サイトのグローバル化について作者のKarlさんは前向きでした)に協力したり、またオーバーレイの提供する機能をネイティブに実装し、かつユーザーが使いやすいUIで提供するよう、Webブラウザのベンダーに働きかけるといった活動(だけじゃないけど)に取り組んでいきたいと考えています。
後者の「Webブラウザのベンダーに働きかける」というのは昨年、Vivaldiの創業者であるJon von Tetzchner氏への直訴というかたちで実現していましたが(Jon von Tetzchner氏との対談記事が公開参照)、前者の「Overlay Fact Sheetの日本語化対応」については、すっかり放置していました。
ところがつい先日、X(旧Twitter)でKarlさんがフランス語版の公開を告知していたのを目にしました。慌ててどうすれば日本語訳に協力できるかたずねたところ、SteveさんからすでにGitHubに案内が載っていることを教えていただきました。それで慌ててフォーク......というかすでにフォーク自体はしていたので(それすら忘れていた)、同期のうえjapanese-translationというブランチを作り、速攻翻訳。
私の訳がKarlさんのdevelopブランチに取り込まれたのが2日前、でもって本日めでたくmainブランチにマージされ、日本語版としてオーバーレイ ファクトシートが公開された次第。いやーよかったよかった。途中でブラジル・ポルトガル語版に抜かされた(謎)のは予想外だったけれど、公開していただけて本当にありがたい。日本語としてややこなれていない部分があるのは平にご容赦ください。