第67回宇宙科学技術連合講演会 1日目
著
通称「宇科連(うかれん)」こと宇宙科学技術連合講演会に参加をしています。イベントの名前こそ宇宙業界にいた時分から慣れ親しんではいたものの、参加をするのは今回が初めて。
航空宇宙学会の正会員ではない私にとって、18,000円という参加登録料に加え開催地である富山までの往復交通費、宿代は決して安い金額ではありません。しかし社会課題解決手段としての側面に焦点を当てた宇宙開発広報の可能性に関する考察の「次」を考え続けるなかで、この「場」に身を置き「今」を体感することは、不可避に感じられたんですよね。
もっとも、登山を通じて慣れ親しんだ富山が今回の開催地だった点は、地味に参加動機として大きいですけど笑。以下、1日目に参加したセッション:
- D会場 OS10-1 世界と戦うために望まれる宇宙業界の有機的連携とは
- 米国における宇宙関連シンポジウムの最新状況
- 日本の宇宙産業を持続可能にするベンチャー、大企業、アカデミアの連携とは
- 真の"産業化"のための宇宙業界のエコシステム
- 外からみた宇宙業界とトランスフォーメーションの可能性
- A会場 宇宙教育(2)
- 日米の宇宙倫理教育プログラム比較
- 宇宙産業を支える高度技術者育成プログラム導入活動報告
- 京都大学における宇宙医学教育プログラムの紹介
- 倫理学を基盤とした宇宙人材教育--京都大学における教育プログラムの開発と実践--
- A会場 SS01 特別講演1
- 宇宙の"森羅万象"~宇宙の真理を求めて~
- A会場 OS27 学術界とNew Spaceの現場連携と未来創造
- 基調講演:宇宙ビジネス共創委員会の取組と宇宙輸送の未来
- パネルディスカッション:宇宙輸送のイノベーションにおける学術界とNew Spaceの連携の良好事例
- A会場 アウトリーチ
- 理系分野における女性進出のモデルとなる「コスモ女子アマチュア無線クラブ・人工衛星プロジェクト」
- 高校生による はやぶさ2を題材としたスゴロク"スゴはや2"を活用した宇宙プロジェクトヘの直感的理解形成の試み
- 科学技術系時事に対するメディアの取り上げ方
- 拡張現実感(AR)を用いた模擬宇宙体験システムの開発-第1報 スマートグラスを用いた夜の鳥取砂丘の月面体験-