紅葉見物@涸沢 2023
著
10月12日〜15日の覚え書き。紅葉を見に、涸沢カールまで行ってきました。当初は2泊ともテントの予定でしたが、天候の悪化が予測された&偶然にして相部屋の予約ができたので、2日目は徳沢ロッヂのお世話になることに。写真は、紅葉見物@涸沢 2023 | Flickrにまとめてあります。
1日目(10月12日)
- 21時半近くに自宅を出発、バスタ新宿へ。22:25発のさわやか信州号85803便に乗車。
- 座席は真ん中の列。初めて3列シートのバスに乗ったけど、当然ながら4列シートより快適。
- 途中のトイレ休憩の停車にまったく気づかない程度には、眠れた模様。
2日目(10月13日)
- 5時半前に上高地BTの到着。バス車内との気温差で、一気に目が覚める感じ。
- 河童橋の近くの椅子には霜がおりている。指先が冷たい......霜焼けにならないよう動かし続ける。
- 5:40 河童橋を出発。岳沢湿原を見たくて、明神までは梓川の右岸に沿って歩く。6:38 明神に到着。
- 7:21 徳沢に到着。その少し先の辺りで外国人の女性から声をかけられ世間話を始めたところ、同業者であることが発覚、笑。
- なんでも4週間の日程でメルボルンから日本に遊びにきているのだそう。横尾までずっと英語で話しながら一緒に歩けて楽しかった。
- 8:21 横尾に到着、オーストラリア人女性ともそこでお別れ。9:15 本谷橋で休憩。
- いよいよ本格的な登りが始まるので、トレッキングポールを使い始める。
- 10:57 涸沢ヒュッテに到着。売り切れる前にと購入したおでんを食べながら、しばし紅葉を眺める。
- 2年前に建てた場所に近いところに陣取り、寒さ対策になることを期待してコンパネをレンタル(500円)、テントを設営。
- 散歩するうち15時を過ぎ、涸沢野営場受付がオープン。ゲットした設営許可証のNo.は658。
- 紅葉のピークは過ぎているからか、週末に向け天気が下り坂だからか、テントの数は少なく映る。
- 昼食にモンベルのお湯入れるだけでできるフリーズドライ食品「リゾッタ」のガーリックを食べる。お湯を入れ過ぎてしまったのでイマイチ。
- 夕食も同じシリーズのデミグラスを食べたんだけど、今度は注ぐお湯を少なめにしたので、結構うまくできた。
- テントの中で本を読んだり、遊佐未森の音楽を聴きながら穂高連峰を眺めたり。夜まで良い時間が過ごせた。
3日目(10月14日)
- はっ!!と気がついたときには、もう外が明るい。そそくさとタオルを手にトイレ&洗顔に向かう。
- あやうくモルゲンロートを見逃すところだった......危なかった。しかし素晴らしい「赤」が見れた。
- コーヒーを飲んでから、朝食はやっぱりモンベルのお湯を入れるだけのやつで、カレーリゾッタ。今回持参した3種のなかでは一番美味しかったような?
- 天気は下り坂だけど、その日のうちに徳沢まで届けばよく、すごく気が楽。カールを半周する感じで散歩して、戻ってから再びコーヒーを飲んで、ようやくテントを撤収。
- 8:21 涸沢ヒュッテを出発、パノラマコースに入る。稜線からは富士山まで見通せた。9:09 屏風ノ耳に到着。
- 2017年に通りがかったときはスルーしていたけど、今回はザックをデポして屏風ノ耳に向かう。すれ違った人からは、屏風ノ頭まで行くことをオススメされる。
- 話に聞いたとおりハイマツが激しく生い茂っており、ちょっと大変だったけど(藪漕ぎに近いものがあった)、なんとか屏風ノ頭まで到達。
- なるほど、実に素晴らしいパノラマが堪能できるし、ここまで来る人はさすがに少ない。長居するうち、二人組とソロの方と、それぞれ写真は撮りっこしたなど。
- 10:48 分岐まで戻ってザックを回収。あとはガンガン降るだけ。12:20 奥又白谷登山口に到着、そこからは平地。
- 新村橋は架け替え中で、歩いたことのない迂回路を通ったり、仮設の橋で川を渡ったり。12:45 徳澤園に到着。
- あまりにお腹が空いてしまったので、みちくさ食堂でカレーをいただく。その後、徳沢ロッヂに向かったところ、14時前ではあったけどチェックインさせていただけた。
- 部屋は210、ベッドは電源こそ使えるけど、ちょっと暗い。ハンドタオルを購入し、まずは熱々のお風呂に浸かってリラックス。
- 徳沢ロッヂは本当に清潔感に溢れていてすばらしい。どこもピッカピカだ。Wi-Fiも快適だし、17:20〜の夕食も美味しかった、ご飯は4杯いただいた。
4日目(10月15日)
- 5時前に起床。とりあえず前夜に見逃していた北斗の拳の配信をYouTubeで見てから、出発準備。朝食弁当をラウンジでいただく。
- 5:28 徳沢ロッヂを出発。外は普通に雨が降っているけど、上高地BTまでは平地なので、レインウェアは着ないで傘をさして歩く作戦。
- 山並みはガスをまとって水墨画のよう。天気は悪くとも、平地を歩くぶんには気分は悪くない。雨のせいか、小梨平のテントもまばら。
- しかし結構な数の登山者とすれ違ったな。午後には雨が上がるので、それを見越して涸沢まで上がるんだろうか......6:10 明神に到着、人影がゼロな明神は初めて。
- 6:46 河童橋に到着。上高地BTで松本まで向かう始発のチケットを購入。上高地インフォメーションセンターは開いていないので、バスの乗車まで仕方なく外で時間をつぶす。
- 新島々駅について、うっかり渕東なぎさグッズを購入(アクリルスタンド)。かわいいので仕方ない(謎
- 松本に着いて、湯の華銭湯 瑞祥 松本館に行こうとしたんだけど、時間通りにバスが現れないのでイライラするうち、実は日曜は運行していない事実に気づいてしまった。
- いっそ諦めようかとも思ったけど、すっかり瑞祥に向かう気分でいたので、仕方なくタクシーで移動。予定通り、サウナは堪能。
- 昼食に山賊焼き定食というのを頼んだところ、これが大正解。めちゃくちゃボリュームがあるし、美味しい!!次回は絶対にご飯を大盛りにする。
- 瑞祥までアルピコのタクシーを呼んで松本駅へ。スタバでコーヒーを買い、新宿に17:08に着く特急あずさのチケットを買い、ホームに移動したところでグローブ&モバイルバッテリーが見当たらないことに気づく。
- 失くしたのか、盗まれたのか?判然としないまま特急に乗車。その日の行動を頑張って振り返りながら考えたけれど、結論としては徳沢ロッヂのベッドに忘れた可能性最もが高いと結論。思い切って、特急の車内からロッヂに電話をかける。
- 結果、やはりロッヂで見つかった。大変ありがたいことに、着払いで送っていただけるとのこと。何度もお詫びしながら発送をお願いした。18時前に帰宅。
[ 2023-10-26 追記 ] 徳沢ロッヂに忘れてきたグローブ&モバイルバッテリー、無事に着払い(940円)で自宅に届きました。たいへん丁重に梱包されており(バッテリーはプチプチで厳重にくるまれていました)、また一筆添えられてもいて、恐縮至極。感謝のお礼状を書かなくては、そして来年もまた泊まりにいかなくては、と思いました。それにしてもクロネコヤマト、午前中(8:00〜12:00)の時間指定で11:53に届くとは、なかなかやりおる(謎