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『Designing with Web Standards—XHTML+CSSを中心とした「Web標準」によるデザインの実践』出版の思い出話

少し前にようやく、Era Web Architects #114 書籍編集に携わり続ける - YouTubeを視聴しました。それまでまったく存じ上げず、結構びっくりしたのですが、昨年12月にマイナビ出版の代表取締役社長に就任されていた!!角竹さんの回です(果たして「さん」付けでお呼びし続けてよいのだろうか?というのはさておき)。

角竹さんには、なんと表現してよいものやら、言葉選びに困るほどお世話になってきましたし、またご迷惑もおかけしました(その節は誠に申し訳ございませんでした......)。閑話休題、動画のなかで懐かしく思ったのは、技術校正として出版に参加させていただいた『Designing with Web Standards—XHTML+CSSを中心とした「Web標準」によるデザインの実践』の思い出話です(49:52あたりから始まります)。

2004年当時、Jeffrey Zeldman氏の書かれた『Designing with Web Standards』を是非とも日本に紹介しWeb標準を広めたいと考えた私は、New Riders Publishingの翻訳出版を数多く手掛けていたピアソン・エデュケーション(現在のピアソン・ジャパン)に版権を取得済みか照会したのでした。そこで毎日コミュニケーションズさんが既に契約されていたことを教えていただき、初めて角竹さんとお会いすることになり......という流れ。いや実に懐かしいです。

動画で語られていた訳語にまつわる難しさも、「そういえばあったなー」という感じ。既に勤務先ではWeb Standardsの訳語に「Web標準」表記を採用しており、自分はそれを推していたはずですけど、当時それが主流とは言い難く、業界的に「ウェブスタンダード」「ウェブ・スタンダード」「ウェブ標準」などと揺れており......ちなみに角竹さんとしては翻訳者の意向を尊重したいとお考えで。まぁ最終的には、「Web標準」という言葉がサブタイトルに入ったのですけどね。

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