イーロン・マスクの生声
著
Elon Musk氏がTwitter社を買収してからというもの、メディアで彼の名前を目にしない日はない、という印象があります。実際にはそんなはず無いけど、しかし彼が手にした影響力の大きさと、実際その影響力を行使しまくっている現状を踏まえるなら、それぐらい注目が集まるのも宜なるかな。
いちいち振り回されるのは疲れるから、できるだけ私は距離を置くようにしているつもりですが......とはいえ、TwitterからMastodonに軸足を移すで書いたとおり、Musk氏のことを個人的に尊敬しているのも事実。でもって最近読んだのが『イーロン・マスクの生声 本人自らの発言だからこそ見える真実』。
何より大切なのは、脇目も振らず、学ぶべきを学ぶことだ。学校にいようが外で経験を積もうが関係ない。
御意だけど、難しいのは(そしてMusk氏が長けているのだろうと思うのは)、何を学ぶべきか選んだり判断すること。学ぶべきこと・学ばなくても良いことを、確信を持って適切に選別できる前提があって初めて、脇目も振らず学ぶことができる気がするのです。人生で使える時間は限られている。
私はスペースXのCEOであると同時に、ヘッドエンジニア兼チーフデザイナーでもある。だから、金のことしか頭にないようなやつには負けない。
強い、ただひたすら強すぎる。もはや平伏すしかない感じの言葉だし、率直に言って憧れもします......最近のTwitterの運営を巡るあれやこれやのおかげで、だいぶその憧れも薄らいでしまったとはいえね。「金のことしか頭にないようなやつ(money guy)」という言い回しも素敵。
それが非常に大事なことなら、やるしかない。たとえ失敗の可能性が高くとも。
失敗したあとのことなど些事なんですよね、何せ「非常に大事」なんだから。そもそもそれだけ大事なら、失敗したところでそれは単に価値ある経験の一つでしかなく、それを糧に成長できること請け合い。故に、やらないなんて選択はないし、やるしかない。そんな感じなのだろうなー。
ほとんどの人が知っているはずなのに、普段は意識していないことがある。それは、世界のほぼすべてが太陽エネルギーで動いているということだ。
太陽は偉大で、本当にありがたい存在。その事実に、私ももっと自覚的でありたい。