Mimori Yusa Concert Tour 2022『潮騒』SHIOSAI 7 東京公演
著
11月3日の覚え書き。先月、福岡公演に遠征したのに続けて遊佐未森さんのコンサート、Mimori Yusa Concert Tour 2022『潮騒』SHIOSAI 7 東京公演に行ってきました。会場は大手町三井ホール......公演が発表された当初、聞きなれない施設だなと思ったら、割と最近(2020年5月)にオープンしていたらしい。
小谷美紗子さんのライブでも思うことだけど、弾き語りとバンド編成って全然違う魅力があって、甲乙つけがたい。福岡での、大口俊輔さんと二人だけのコンサートも素敵だったけど、総勢7名が奏でる楽曲の数々もまた実に素晴らしくて......旧曲もそれなりに歌われつつ、実に『潮騒』らしい内容でありました。
個人的なハイライトは『地図をください』かな。この曲のときだけ?SHIOSAI 2、つまり大口さんのピアノ演奏で歌ってたんだけど、終盤に袖からスタッフの方が突然ステージに現れて。えっ何事!?と思ったらマンドリンを手渡された遊佐さんがそれで演奏を始めて......いやあ、実に素晴らしい試みだったなあと。マンドリンは借り物だったようですが(家に忘れてきたとか)。
てな感じで、コンサート自体にはすごく満足したのですけど、ドリンク代として600円を徴収され、手渡されるのが150円とかで売ってる普通のペットボトルというのが納得いかない。コンサートだから、ではなくライブハウスだから
という反応をいただいて、それはそれで理解できるのですけど(【疑問】ライブハウスのドリンク代はなぜかかるの?意外な理由やドリンクを飲むタイミングを紹介! 2022年11月 | ライブUtaTenなんかに書いてある)、しかし今回は飲食店ではない普通の多目的ホールですから......。
コロナ禍以降、エンタメ系全般が苦しいのは認識しているし、そのために少しでも利益を上げなきゃいけないって事情も理解はできるんですけど、とはいえぼったくりにしか思えないような様式でそれをやられてしまうと、事情が何であれもやもやします。苦しいならそれなりに、コンサートチケット自体の値段を上げてくれていいですよ、みたいな。
閑話休題。『潮騒』のコンサートツアー、来年1月22日には仙台(場所は慈眼寺ではない)で追加公演が決まったとのこと。さてさて、遠征しようかどうしようか。じきに芋煮会に参加するべく、仙台には行くのですけど。