50歳からの老いない体のつくり方
著
まだ50前ですが身体はとっくにカウントダウンが始まっているので、『50歳からの老いない体のつくり方』を読みました。この手の健康モノの本を読むのは久しぶり。例によって細かすぎる解説は読み飛ばし、何かしら具体的なアドバイスとして参考になるところをつまみ食いした感じ。
50歳までは、両親から受け継いだ"先天的な健康力"や「若いころ、スポーツで鍛えた結果の筋力=健康力」で、少々の無理や不摂生(暴飲、暴食や運動不足など)をしても何とか「健康」でいられる人も少なくありません。
目下スポーツクラブに通わず、通勤のために歩く移動(日に約1時間、1万歩)が運動のすべてで、あとは寝る前のちょっとした筋トレを細々と続けている程度で何とかなってる? のは、親からの遺伝だったり学生時代に自転車(というか人力飛行機)をやっていたおかげだとは思うけど、いつまでそれが続くか......一寸先は闇。
老化を遅らせ、長寿になる効果がある、と科学的に確認されている方法は「食べすぎない(少食)こと」と「運動をすること」の2つのみです。
相変わらず思うのは、長生きをしたいわけではなく、健康寿命が終わるタイミングでうまいことポックリ逝きたい。昔の言い方をするなら、ピンピンコロリという死に方が理想。だけれど、やっぱり上記の2点は大事なのかなと思いました。特に後者‥‥日本人も含め、現代文明人は、その労働量、運動量に比べて、「食べすぎ」ています
ともあったし。
下半身の力と目や耳の力とは比例するので、老眼・白内障・疲れ目、耳鳴り・難聴なども下半身の筋力の低下と並行して、表れてくることが多々あります。
下半身の力と目や耳の力とは比例する
とは、初耳でした。軽くググってはみたものの真偽は不明。単なる老化現象としてどの器官も年齢とリンクして機能しにくくなる、というだけの話ではないのかしら。とはいえ昨年、両目ともに白内障があると診断され衝撃を受けた身としては、目のためにもなるなら尚更、下半身の筋力維持は頑張らないと(山歩きを長く続けるためが第一義だが)。
あと、本書の影響を受けた結果、蕎麦屋に入ってメニューにとろろがあったらできるだけとろろ蕎麦を食べるようになったかな。一時的なブームで終わる可能性もあるけど、年齢とともに弱くなってくる下半身を強くするためには、根菜類を多食すればよい
とのことなので。さて、スポーツクラブ通いの復活はどうしようかね。