黒部川の水の色
著
自分は黒部峡谷・下ノ廊下が好きで、この数年は毎年の恒例行事であるかの如く、歩いています。今年に至っては初めて同じシーズンのうち2度、出向きました。全線が開通する前に欅平から十字峡までを往復、開通後にはダムから半日で通り抜けたという......過去、通算では9回歩いてます(骨折による途中撤退の回を含め)。そんなわけで、道の途中にある阿曽原温泉小屋の皆さまには、大変お世話になっております。
同じルートを繰り返し歩いて、何が面白いのか? 飽きないのか? と思われるかもしれませんが、不思議と「もういいかな」とは思わないんですね(富士登山は飽きましたが)。その理由は色々あるけど、たぶん黒部川の水の色に魅せられてるところが大きいんじゃないかなと。
子供の頃から不思議と渓流が好きで、特にエメラルドグリーンの水の色には強く惹かれてきたのですが、下ノ廊下に沿って流れる黒部川の水の色はまさにその類の色で。水量の多少で色が変わったりはするものの、ほぼ安定して美しい色合いを透明感と共に楽しめるのが、本当に素晴らしくありがたいのです。以上、川見てる Advent Calendar 2021 - Adventarの11日目の記事でした。