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人生8度目の十字峡

昨日の十字峡。下ノ廊下が開通前のため、8度目にして初めて欅平から訪問。来週からは再び大学院が始まるので、泊まりがけの山歩きは来夏までお休み。

9月23〜26日の覚え書き。紅葉にはまだうんと早かったのですが、大学院の授業が始まって慌ただしくなる前にと、金曜に有給休暇を取り3泊4日で黒部峡谷を訪れました。写真は人生8度目の十字峡 | Flickrにまとめてあります。

出発前日、登山道情報!(9月22日現在)を読んだところ残念ながら下ノ廊下が通行不可のままだったので、急遽ロッジくろよんの予約をキャンセル。代わりに祖母谷温泉でテントを張るつもりで電話してみたところ、幸い部屋の空きがあったので、そちらに泊まることに。おかげで身軽に出かけることができました。

下ノ廊下/水平歩道は過去7回歩いてきましたが、欅平側から訪れるのは8度目にして初めてのこと。好天に恵まれ、無事に今年も十字峡の美しい景色を目にすることができたほか、初日は名剣温泉&祖母谷温泉、2日目は阿曽原温泉、3日目には黒薙温泉に入るという、「湯巡りの旅」にもなりました。

9月23日(1日目)

  1. 早起きして、シャワー浴びながら洗濯して、洗濯物干して、荷物を詰めて、6時前に家を出発。上野駅から、はくたか551号で黒部宇奈月温泉駅へ。これまで往路では利用したことがなかったので新鮮。
  2. 目と鼻の先にある新黒部駅で20分ばかし待って、宇奈月温泉行きに乗車。宇奈月温泉駅からサクッと宇奈月駅まで歩いたところ、予定していたより1本早いトロッコ電車に乗れることに。ラッキー。
  3. トロッコ電車で欅平に向かうの、いつもと逆方向でやはり新鮮ではある。欅平駅に着いて、まず向かった先はレストイン欅!ブラックチャーシューメン(1,100円)で腹ごしらえ。ちょっと懐かしい味。
  4. 欅平ビジターセンターで情報収集しつつ、猿飛峡までは工事で行けないにせよ、途中の河原園地までは通行可能だったので、歩いて往復。しかし時間はまだまだたっぷりある。
  5. 12:35、名剣温泉着。そこで日帰り入浴を申し込み、ほぼ貸切状態で1時間ほどまったり。入浴後には、宿のご主人との会話を楽しんで、さらに秘湯ビール(800円)をテラスでいただく。最&高!
  6. そんな感じで時間調整をして、祖母谷温泉には14:51着。あてがわれた部屋は、5号室。荷物を下ろしたら速攻で露天風呂へ。こちらも「ほぼ」貸切状態で、まったり楽しめた。
  7. 18時近くに夕食。いやー美味しい!!しかし食べすぎてその後お腹壊しちゃったんだけど(苦笑)。夕食後にようやく?宿泊手続きと支払い(11,000円)。実にまったり。
  8. おばさま曰く「十字峡までは行けるらしい」とのことだったので、阿曽原で泉さんに確認のうえ行ければ行くつもりで、翌朝はできるだけ早く出発することを決心。サクッと寝てしまう。

9月24日(2日目)

  1. 何度か目を覚ましつつ、4時には起きて荷物整理とか。頼んでおいたお弁当を受け取り4:44、祖母谷温泉を後にする。まだ真っ暗だけど、月明かりは眩しい。5:10、名剣温泉前を通過。
  2. 5:19、欅平駅前に到着。そこで小休止、トイレを済ませたりトレッキングポールを取り出すなどして、5:30登山開始。序盤の登りは恐れていたほどではなかった......行きは良い良い、か。
  3. 5:57、上級者向け登山道の入り口に到着。そこでトレッキングポールはザックに仕舞い込む。7:22に志合谷のトンネルを通過。7:32、大太鼓に到着。
  4. オリオ谷で、トンネルぽくなってるところの上に座り、朝食タイム。お弁当は実に大きなおむすびだった、とても美味しかった。おかず?も少量ではあるけど、ありがたかったな。
  5. 8:40、折尾ノ大滝を通過。さらに9:22、阿曽原温泉小屋を目視確認(そこからが長いのだけど)。9:39、阿曽原温泉テント場を通過(トイレをお借りした)。そして1年ぶりで泉さんとご挨拶!!
  6. やはり十字峡までは問題なく歩けるとのことで、小休止の後で往復することに。片道2時間を見込む。荷物は、大変ありがたいことに泉さんが真っ赤なアタックザックを貸してくださったので、軽量化。
  7. 富山県警に出した登山計画書には阿曽腹ピストンって書いてたんですけど......と申告したところ、なんとその直前にコーヒーを淹れてくださったのが富山県警の方だったそうで。連絡・共有が勝手に済んでいたというw
  8. 10:06、阿曽原を出発。仙人ダムは水の色が実に美しかった。11:01、東谷吊橋。11:30、S字峡。12:09、十字峡展望台到着。岩が乾いて安全そうだったので、下の段まで降りて小休止。
  9. 12:33、十字峡を出発。13:17、S字峡。13:40、東谷吊橋。14:01、仙人ダム。14:45、阿曽原に戻りーの。宿泊手続きと支払い(11,000円)、部屋は1号室。そして15時〜の回で1度目の露天風呂へ。
  10. 風呂上がりのビールは大事にちびちび飲んだ(ロング缶800円)。17時〜の回で2度目の露天風呂を楽しんでから、18時に夕食。前日の反省から、ご飯のお代わりはせずにじっくり味わう。
  11. 驚くべきことに、カレーじゃない!!なんでも今年初めての2桁の客の入りだったそうで、以後はカレーになるそうなw夕食後はサクッと就寝。

9月25日(3日目)

  1. 何度か起きたけど、頑張って?6時からの朝食直前まで寝ていた。というか、既に相当明るくって軽く焦ったくらい。いつも、暗いうちにヘッデン点けて出発してたからなあ。ゆっくり起きるのもいいものだ。
  2. 朝食は、味噌汁はお代わりした。やー、最高に美味しかったです。納豆を口にしたのはかなり久しぶりだったかも。名残惜しいけど、6:37に阿曽原温泉小屋を出発。
  3. 割と早いタイミングで、ハシゴで先行した団体を追い抜いた。いや本当に早く抜かせてよかった、20人くらいはいただろうか?もっと追い抜きにくい場所で遭遇してたら万事休す。7:50、オリオ谷で小休止。
  4. 8:29、大太鼓。8:39、志合谷トンネル入り口。9:49、上級者向け登山道の看板。そして10:06 欅平に到着、ゴール!!例年通り、3時間半で帰って来れた。体力、脚力に少し自信が湧いた。
  5. 何やらトロッコ電車はトラブルでダイヤが乱れているらしい。とりあえず切符だけ買って、まったりと荷物整理や着替えなどを駅の裏手で済ませながら乗車を待つ。
  6. トロッコ電車が動き出したので乗車、黒薙駅で下車。思えば、トロッコ電車の途中駅で降りるのも初めてのことだ。予想以上のアップダウンな道のりを歩き、黒薙温泉に到着。まずは有名な露天風呂に向かう。
  7. 確かに大きな露天風呂は快適なのだけど、先に入っていた大学生くらいの若者男性グループがずっとやかましい(全員水着着用)。さらに、後から入ってきた男性二人組も水着を着てて、タオル一枚の自分がちょっと恥ずかしくなる。
  8. まあ男ばっかりだからどうでもいいのだけど、精神的にゆっくりできないので、内湯に向かう。そちらは貸切状態だし、シャンプーなんかもあって助かった。目の前を流れる黒薙川も美しい。
  9. もう温泉は十分だな、という頃合いで14時過ぎに駅へ戻る。あとはできるだけ早い乗り継ぎで電鉄富山駅へ。富山に着くなり、まずはとやマルシェの中にある大喜で早めの夕食にブラックラーメン(850円)。スープはもちろん完飲。
  10. 駅から真っ直ぐ一本道を歩き、天然温泉 剱の湯 ドーミーイン富山へ。ウエルカムドリンクのコーヒーがありがたい。部屋は、流し場が机と一体化している不思議なつくり。
  11. もちろんサウナが目的で選んだ宿泊先なのだけど、大浴場のあるフロアでアイス食べ放題なのがびっくり。ちなみに翌朝はヤクルト?飲み放題に変わっていた。一気にドーミーインが好きになってしまった。

9月26日(4日目)

  1. 前日は早寝して、翌朝は5時前には起きてサウナ!夜2セット、朝2セットの計4セット。その辺はKazuhito Kidachiさんのサ活(剱の湯 ドーミーイン富山, 富山市)1回目 - サウナイキタイに記録しておいた。
  2. ふと気がつけば、窓の外は雨......天気が良ければ、富山環水公園店|スターバックス コーヒー ジャパンまで散歩する気満々だったのに。仕方なく、寄り道しないで帰ることにする。
  3. 富山駅9:08発のかがやき506号に乗車、上野に11:14着。12時前には帰宅......現実逃避の終わり。
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