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「年収」を激変させたいなら、「食事」を変えなさい

完全に釣りっぽいタイトルだけれど、中年太りが気になり始めて読んだうちの一冊が『「年収」を激変させたいなら、「食事」を変えなさい:生産性がグングン上がるエグゼクティブの食べ方』。まぁ激変するかはさておき、食事が日々のパフォーマンスを左右する以上、「風が吹けば桶屋が儲かる」レベルで年収に影響するかもしれない(し、しないかもしれない)。

私たちの祖先は400万年前に誕生してからずっと穀物を栽培していたわけではなく、399万年は狩猟採集によって生活してきました。つまり、エネルギー源の中心は動物や魚介類などから得られるタンパク質と脂質でした。

妙に納得感を覚えてしまったくだり。なんとなくこう、ごはん食が当たり前かつ大事みたいな価値観? を小さい頃から植え付けられてきたけど、それが中心的な位置付けとなったのは、人類史からすればごく最近のことなのね。別にそれが悪いってわけでもなく。

太るという点で最悪なのは、酸化されたアブラなど悪質な脂質を摂りながら大量に炭水化物を摂る食事、あるいは炭水化物ばかりの食事ということになります。逆に良質な脂質を中心にし、炭水化物を制限すれば、「太る」という方向に向かうことはありません。

炭水化物(糖質)とそれ以外の比率、どの程度が望ましいかに一律の正解は無いらしいから、そこは著者の主張されている通り、自身で探るしか無い。とはいえ、この先も年齢とともに最適な比率は変化しそうだし、落とし所を探るのは言うほど簡単ではなさそうで、面倒だなぁと。

現代人が「エネルギーを糖質から得る身体」になってしまったのも、これまで述べてきたように糖質の摂り過ぎが原因であるとともに、絶えず食べ物が手に入る(=絶えず食べてしまう)という環境のせいでもあります。

糖質が悪者ってわけでは無い点には注意しつつも、やはり摂り過ぎないよう気をつけたい。昼のごはん食をやめてみた結果、午後に眠気を覚えることは明確に減ったから、血糖値スパイクをもたらす程度に炭水化物を摂り過ぎていた気はする。少なくとも、そのように体質が変わってきたのだろうね、年齢的にも。いずれスポーツクラブ通いを再開したら、そこでまたバランスを見直す必要は出てきそう。

肉や魚、果物や野菜にもアブラは含まれていますので、糖質を避けること以外は、できるだけバラエティに富んだ食品を食べるようにしてください。

結局のところ、ほどほどに食べたいものを食べればいい感じかなぁ。変に我慢しても、ストレスで別の悪影響が出てきそうだし。ただ、以前ほどはラーメン食べないほうがいいかなって心持ちにはなりました。今でも好きだし、たまに食べるけど、食べなくても死にはしない(謎無し

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