今年の感動をStarship SN8に全部持っていかれた話

2020年12月11日 著

昨日（12月10日）の覚え書き。前回はわずか1秒前にアボートした経緯があり、あまり期待せずに朝の山手線車内からYouTubeでStarship SN8の打上げ中継を見ていたのですけど、確か高田馬場か新大久保のあたりで打ち上がって。おおお、という驚きを押し隠しつつ、降車した新宿駅のホームで最後まで見届けることにしたんです。会社に向かって歩きながらは見れないし、急いでいたわけでもなかったから。

いやはや、素晴らしかったなぁ......各所既報の通り、着陸時の落下スピードが速すぎたのか、最期は派手に爆発四散しちゃったのだけど、それでも次はきっとうまくいくとの確信を抱くには十分な内容でした。さすがに変な声（何）を出したりはしなかったけれど、終盤、機体姿勢を水平から垂直に戻した際にはマジで興奮したからね。渋谷の109と同程度？　の巨体に、まさかこんな動きができるとはなぁ。

メディアからはこぞって「爆発」の2文字を強調したい傾向を記事の見出しから感じ取れたのだけど、TwitterのTLではそれと対照的な受け止め方が大半というか、自分の狭い観測範囲に限っていえばほぼ100%、賛辞に満ち溢れていたような気がします。確かに爆発はしたけれど、全体としては成功であることを皆正しく理解していたんですよね。Elon Musk氏自身、着陸に成功する確率は1/3だと事前に発言していたせいもあるけど（期待値のコントロールという点で彼は実に巧妙）。

とにかくSpaceX各位には、どんどん「次」に向け邁進していただきたい。コロナ騒ぎさえなきゃ、会社休んでSN9の打上げを見に行きたいところですが！！