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Re: インターステラテクノロジズの稲川さんとホリエモンの思い出話のこと

インターステラテクノロジズの稲川さんとホリエモンの思い出話のこと - More Access! More Fun!という記事を読んで。文中に出てくる六本木の雑居ビルは、そこでオン・ザ・エッヂの入社面接を受けた自分にはとても懐かしかったのですけど、それより何より驚きました。ニコンに内定していたのだがホリエモンに口説かれて即決っていう、鳥人間界隈では有名すぎる「いな様」こと稲川氏のエピソードについて驚いたのではなく、

ダービースクエアの話を聞きにいったのだが、なんでこのサイトをやってるのと聞いたら「僕は将来、馬主になりたいんですよ」という。実際ライブドアの前身のエッヂを上場させたときは馬主になったから、この夢はかなったわけだ。しかしもうひとつ「将来の夢は」と聞いたら

僕は将来ロケットを打ち上げたいんですよ

という。自分が打ち上げるロケットに乗って宇宙にまで行きたいというので思わず笑ってしまったが、本人は大真面目で「そのために仕事をしているんですよ」と言う。

という、ホリエモンのエピソードに。ダービースクエアって単語を目にしたの何年振りだろう?というのはさておき、彼の著書『徹底抗戦』について覚え書きしたときに

僕がまだオン・ザ・エッヂに在籍していたときからそうした構想を持ち、かつそれを公表していたなら、ホリエモンの信奉者になって、エッヂを辞めることも無かったかもしれない。

と書いたように、2000年4月から同年8月までの自分のエッヂ在籍期間中、宇宙の「う」の字も聞いたことが無かったから。もっとも、今ほど民間宇宙開発が進展していなかった当時のこと、将来宇宙開発をやりたいから事業を興し拡大させてるなんて言ったところで投資家の反発を招くだけだったろうから、公言しにくさゆえ一部の人々にしか真意を口にしていなかったのだろうけど。とはいえ、もしそういう想いを広く共有してくれていたら......宇宙開発とWebデザインの2軸で食べていこうと考えていた自分にとって、エッヂで働き続ける選択が最適解だったかもしれませんね。

まぁ、タイムマシンに乗って当時の自分に会いに行き、「将来ホリエモンはロケット作るつもりだからエッヂ辞めるな」って言っても、信じない可能性が高いけれど。

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