平成の終わりに
著
なんかラジオ(もちろん聴いているのはBayFM)とかTwitterでやたら平成最後の平成最後の言ってて、元号が変わること自体にさして興味も関心も無く、どちらかというと西暦だけ使って生きていきたい(元号を無くした方が良いとまでは思っていないけれど、諸手続きに用いる表現としては西暦に一元化して欲しい)ほうなのだけど、せっかくだから何か書き残しておこうかなと思ったり、思わなかったり(結局書いている)。
兎にも角にも、今上天皇が崩御されて改元するのでなくて、良かったなと。平成が始まった年は自分にとって高校受験の年で、受験勉強の息抜きにテレビを夜中つけると、NHKでは決まって二重橋を背景にテロップ(昭和天皇が下血を何ミリリットルされたとか)が映っていたのをよく覚えています。崩御の悲しいムードの中で新元号に切り替わるより、今回の改元はずっと良いです。今上天皇のこれまでのお勤めに感謝し労うには、タイミングがやや遅すぎた感はあるにせよ。
31年間も続いたわけだから、平成を生き抜いた誰しも少なからず転機を迎えてきたと思うけど、振り返れば自分もまぁ大変だったなと。高校で落ちこぼれ、浪人し、一浪後の大学受験で復活するも鳥人間にハマって、大学院へ進学も就職もせず謎に留学......したらば、ご縁があって宇宙関係の仕事に就けることになり。NASDAのサイト運営に従事するうち、軸足を宇宙からWebに移したくなってホリエモンの会社に転職......その5ヶ月後には再度転職、サークル時代の後輩の立ち上げたベンチャーに参加するなどし、2004年からは現在の勤務先に勤務。その間、2002年に結婚、2005年に息子を授かったりもして、だいたい忙しかったね。
殊更に令和の時代への期待もないのだけど、人生の折り返し地点をとっくに過ぎている自分としては、ますます1日1日を大事に、(物理面、精神面ともに)健康第一で過ごしていかなくてはと思っています。そのためにも、機嫌を良くするスキルをもっと磨きたいところ。素人なりに大局を眺めると、どうも国家主義が幅を利かせているように見えて将来不安だし、ベストでは無くベターでしかない(と思っている)資本主義が自然環境とこの先どう折り合いをつけていくかも正直明るい見通しを持っていないので、なかなかこう根本的に機嫌を良くするのって難しいんですが。