機動戦士ガンダムNT
著
息子の期末試験が終わるまでは彼に忖度して観に行くのを控えていたのだけど、今度は自分が忙しすぎて身動きが取れなくなり、公開からだいぶ日が経ちましたが12月21日の晩、ようやく機動戦士ガンダムNTを観てきました。新宿ピカデリーで、21:45上映開始の回です。SNSや何やらを眺めていたら、なんとなく評価が割れているようで、あまり期待せずに観たのだけど、それが幸いしてか予想外に面白く感じました。しかし最後の最後で閃ハサの宣伝が流れたのは「お、おう......」という感じ。宇宙世紀、次の100年のビジネス化でまだまだ飯食ってくぜってところかな?
本作はオカルト色が濃い目、という点は承知の上でしたが、観終わってなるほど確かにねという印象。そこが好き嫌いの分かれそうな最たる点ではないかと思いつつ、そもそもオカルト色を否定するなら逆シャアの結末からして受け入れ難いはずであって以下略。最後まで腑に落ちなかったのは、奇跡の子供達が何故ニュータイプとしての能力を獲得するに至ったかという点。宇宙で長らく暮らしていたならともかく、そういう描写は無かったし、そもそも子供だし......っていうか三人の子供時代のシーン、声に違和感が半端なかったような。あとねぇ、バナージにもうちょっと出番が欲しかった。
メカ描写に関しては、ナラティブガンダムのコア・ファイターをもうちょっとじっくり見たかったかな。なぜああいうデザインのガンダムなのか、については息子から借りて読んだグレートメカニックG 2018 WINTERで理解はできたし、デザインがシンプルなぶん嫌いではないので、いずれMGかつVer.Kaなプラモが出たら買ってしまうかも。もちろん、コア・ファイターは完全変形でお願いします。商売上の理由から、全装備が無理やり付けられて1万円くらいの値段になったら買わんけど。