October Sky
著
午前中、すごく久しぶりに映画『October Sky(邦題は「遠い空の向こうに」)』を息子と見ました。1999年に公開された当時、まだ宇宙業界で働いていた関係で、試写会に参加した役得な思い出もある映画です(検索したところ、どうやら1999年10月28日に東銀座で参加)。どういうわけか将来ロケットを作りたがっている息子にうってつけの映画があったことを不意に思い出し、ゴールデンウィーク中に旅行とかに連れて行かないことの罪滅ぼしになればと見せました。
自分はもう何度か見ている映画なのに、やっぱり最後は涙が出てきてしまって困りました。単純に歳とって涙腺が緩くなったというのもあるだろうし、初見当時と違って父親の立場となった今だからこそ、この作品の主題の一つであろう父子の絆についてもグッとくるものがあったような。改めて見直すと、自身の運命を受け入れて懸命に家族と街を支えるべく生きる父と、敢えて運命に抗い人生を切り開こうとする息子、二人の和解のプロセスが心底泣ける。父の立場に対する理解度が上がったせいもあるだろうか。
そしてやっぱりLaura Dernさんが好きなんだよなぁ......スター・ウォーズ/最後のジェダイで出てきたときはピンとこなかったんだけど、こういう人間ドラマでこそ彼女の表情は映える、気がする。って『わたしに会うまでの1600キロ』を見たときも思ったような。