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HAKUTO FOOTPRINT 〜HAKUTO と共に歩んだ道〜

FMと同型モデルのローバー

本日、2018年3月31日はGoogle Lunar XPRIZE(GLXP)におけるミッション達成のデッドラインだったわけですけど、一つとして達成した参加チームは無く、故にあらかじめ予告されていた通り勝者なきまま月を目指す世界初のロボット探査レースは終焉を迎えました。これに合わせて、日本発の民間月面探査チームであるHAKUTOはイベント「HAKUTO FOOTPRINT 〜HAKUTO と共に歩んだ道〜」を学士会館で開催。自分は、勤務先がサポーティングカンパニーに名を連ねていた関係でお招きいただき、参加をしました。

目玉としては歴代ローバーが一堂に会し、またそれらについて吉田先生が直々に解説をされたのと、これまでの歩みをまとめた総集編的ムービーのお披露目、そしてつい最近鳥取砂丘で行われた走行試験の結果報告。それ以外にもいくつか会場に展示されたコンテンツがあったんですけど、その一つである出来立てほやほやの?アエラムックは、参加者のお土産のひとつとしてイベント終了後全員にいただけたのは嬉しかったな。もちろんWhite Label Space時代、まだ自分がボランティアの一人として参加していた頃から懇意にしていただいてきた袴田さん、秋元さん、中村さんそれぞれ直にご挨拶できて良かったです。本当に、お疲れ様でした&まだまだこれからですね(謎)。

中村さんが乾杯の挨拶をされたとき、いまだ夢みたいな話ですねと言われることがあり、HAKUTOの掲げたスローガン?である「夢見たい」を現実ににはまだまだ至っていない......みたいなお話があって。でも、確かにローバーはまだ月を走っていないながらも、White Label Space時代の苦労の一端を知る立場としては、もう既に十分現実なんですよね。そもそも今日の規模の立食パーティーを開くことだって、昔の懐事情からすれば夢みたいなものだもの。加えて、夢は見続けるものであって、現実化したらそれで終わりではなく、次の新たな夢を見るのが常でしょう。ですから、会場にあった寄せ書きには敢えて、夢はまだまだこれからも続く......みたいなことを書かせていただきました。

引き続き、ispaceの皆さまの今後の活躍を祈念し、また注目させていただきます。

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