サリュート7
著
2日連続で映画館に足を運ぶなんて、いつ以来だっただろうか。昨日のスター・ウォーズに続いて、今日はサリュート7を息子と観ました。元々、9日の夜遅くの上映回に一人会社帰りに観に行くつもりだったのですけど、幸い息子の中学受験が予定より早くに終わりを迎えたおかげで、一緒に観れる16:30上映開始の回に来ることができました。ヒューマントラストシネマ渋谷を訪れるは初めてで、ちょっと早めに着いたのですが、2階の書店と一体化したカフェ、Culture Agent 渋谷cocoti店で時間調整できたのがありがたかったです。
感想としては、バイコヌールまで2度行っているだけに、そこかしこに楽しめるポイントはあったのですけど、冒頭に映し出された「史実に基づく」的なメッセージは正直どうなのかなぁって思ってしまいましたね。いろいろ誤解を招いてそうというか、中途半端にフィクションに走るなら、誤解の余地なくまるっとフィクションみたくして欲しかったような。もっとも、その結果として謎の光だとか、サリュート7強奪を目論む?スペースシャトルだとかが出て来たのかもしれませんが。
印象に残ったのは、二人の宇宙飛行士のうち一人しか帰れない......という状況に陥った際の、二人のやり取り。一人では帰れない、という論拠が実に良くって。たとえ地上に生還できたところで、待っているのは地獄だって分かってるわけですよ。見殺しにしたことを終生悔やみ続け、あるいは周囲から責められ続けるかもしれないのは明らかであって。あとは何だろう、最終的なオチというのが叩いて解決(物理)っていう、かつてアルマゲドンとかいうコメディ映画でも採用された演出そのまんまだったのが実にアレ。ともあれ、前日のスター・ウォーズよりは面白かったね、という点で息子と見解が一致。もしDVDが出るなら買いたいですね。
余談ですが、ちょっとあり得ないなって思ったのが、上映開始前後にバイコヌールでご一緒した方々と(あらかじめ示し合わせたわけでもないのに)再会できたこと!!完全にオフ会、同窓会状態でした。ありがたいことに、息子の中学受験合格へのお祝いのお言葉をいただけたりもして、嬉しかったです。また何かの機会に、お会いできますように......。