試合に負けることになっても、勝負で勝ってほしい
著
HAKUTOのプレスリリース、HAKUTOは挑戦し続けますを読みました。
HAKUTOは現在Google Lunar XPRIZEからの離脱の意思はありません。HAKUTOは、賞金目的ではなくレースの先に新しい宇宙産業を生み出すというコンセプトに共感し、2010年からレースに参加しています。これまでHAKUTOのチャレンジに共感、ご支援いただている皆様の想いを無駄にしないために、Google Lunar XPRIZEそして民間による月面探査という挑戦を続けていきます。
自分はTeamIndusとISROのあいだで何が起こったか(ないし「起こっているか」)について詳細を知る立場にありません。けれども、HAKUTOがまだWhite Label Spaceの名前で活動していた当時を知る一人として、いま置かれている状況に挫けるHAKUTOでは決して無い、と信じます。
もちろん、会見に臨んだ袴田さんにしたってショックはショックだろうし、発言の歯切れの悪さは否めません。けれど、挫けるチャンスなら過去に山ほどあったはずで、そのひとつひとつを乗り越えて今のHAKUTOがあるわけで。
詰めが甘い、と言われれば実際そうかもしれないけれど、僕の知るHAKUTO中心メンバーの皆さんは、それぞれに人生を賭けてGoogle Lunar XPRIZEに、そしてその「先」に取り組んでいることを知っているつもりだから、今はただ彼らの健闘を引き続き祈りたい気持ちです。この先、たとえ試合に負けることになっても、勝負で勝ってほしい(謎