神・時間術
著
『年収10倍アップの時間術』について覚え書きした際に読み比べてみようかな
と書いていた、『神・時間術』について。結論からすると、時間の使い方に関して類書をそこそこ読んできた自分にとっては新鮮味の少ない内容で、ある程度既に意識なり実践してきたことの裏付け、再確認をしたという印象が強かったです。少なくとも「これは確かに神だわ!!!」という感じではありませんでした。
残念ながら、「仕事人間」の行く先は、「昇進や昇給」ではなく、「精神科」
という言い切りには違和感を覚えたものの、もっと生産性を上げて余剰の時間を仕事以外に割く方向へと読者を振り切らせるには、これぐらい過激な?表現が必要かもね。改めて、復習の意味で自分にとってのエッセンスを抜き出すなら
集中力が高い時間に、集中力の必要な仕事をする
疲れないうちに休むことが大切
制限時間を決めるだけで、仕事効率がアップ
「日光を浴びる」のと、少しの距離を「歩く」ということが重要
「歩く」「移動する」「場所を変える」というのは、脳に対して非常に良い効果を発揮
目をつぶるだけで視覚情報が遮断され、脳は休息モードに入ります
疲れている人ほど、運動すべき
といったあたりか。自分の場合ノートPCで仕事をしているので、社外でもどこでも仕事ができる自由度のおかげというのが大きいですが、場所を変えつつ気分を変え、ダラダラすることなく集中力を維持する取り組みは、割と定着してきてる感じ。お昼休みも、行き先は固定的ではあるけど、できるだけ外に出て身体を少しでも動かす&外の空気を吸うようにしてます。
あとは、とにかく運動の効能というのを歳をとるごとに心底痛感しているので、スポーツクラブ通いは欠かせない。今は週に一度がせいぜいだけど、せめて週に二度は汗を流せるようにするのが当面の目標かな。とはいえ、おそらく息子の受験がひと段落する来年2月までは、塾のお迎えミッションとの兼ね合いで実現は難しいと思うけど。
ちなみに一箇所、明確な誤記がありました。「第4原則のまとめ」の直前あたり、時間あ創出の無限スパイラルが生まれるのです
の「あ」は不要かと。