年収10倍アップの時間術
著
「年収10倍」を目指したくて買ったわけではない(わざわざ書くまでもないことだけど)、『年収10倍アップの時間術』を読了。著者の永田美保子氏は、20年以上に渡り役員担当秘書を務めるなかで、外国人のエグゼクティブに共通点を見出したという。それが人生全般における優先順位のつけ方
であり、時間の使い方
だそうで......それを「集中する」「自分を大切にする」「無駄を嫌う」「すぐにやる」「焦らない」の5つの章に分けて解説したのが本書。
アマゾンのレビューにあったように、若干、似たような記述が繰り返されて冗長な印象を受けたのが難点。であるけれど、時間の使い方がいつまで経っても下手なままなので、定期的にこの種のインプットを自分にする必要があり以下略。ちょっとマーカーを引いた中から既に実践できている(と思う)こと、いないことに振り分けて抜き出してみると......やっぱりできていないと思う項目の方が多い。最近、書店で平積みされている『神・時間術』も気になっているのだけど、読み比べてみようかな。
既に実践できていること
公私の時間を混ぜた上で、効率アップの道を探る
食事時間にこだわらず「お腹が空いたら」食べる
自分の健康管理はそもそも仕事であるという自覚がある
他人の大切な時間をもらうなら、相応の尊重をする
個々の案件をそれほど深刻に受け取らずとにかく前へ前へと進む
積極的に体を動かすことによって仕事と体調とのバランスを取る
実践が不足していること
目の前のことに最大限集中している
集中力を維持するために、意識的に気を緩める時間も取る
仕事を予定通りこなすために詰め込みすぎないようにする
一定の時間を決めて、その時間は読書「だけ」に集中する
時間の使い方にメリハリをつける
寝る3時間前には、食事が終わっている
早寝早起きするだけで能動的に働ける時間は増える
部下に無駄なエネルギーを使わせず、感情的に負担をかけないことを徹底
自分以外の人を動かすことになる業務に関しては、最優先する
メールは丁寧さより速さ